桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

中国

2010-09-22 | Weblog
毎日、尖閣諸島での漁船事件で中国スポークスマン女性の顔と声にお目にかかるが、横柄、不遜、高慢、不愉快極まりない。
事実を正しく把握してこそ、非難も批判も生まれ得ようが、事実関係を無視して、ひたすらに日本の罪、責任を論う中国スポークスマンを見ていると、中華思想の怖さを感じてしまう。
ふざけるな!お前たちの国民が法を無視した犯罪行為をしたんじゃないか!
感情的に言いたくなる。
我々庶民が感情的に言うならば許されもしょうが、政治家や政府関係者となれば、そうは行かない。冷静に国家同士の関係を考えて発言する必要があるし、そうしてこそ、国を背負う立場の使命が果たせるのだと思う。
石原慎太郎、中国は嫌いだとか、今朝もテレビで喚いていた。あれで国会議員だったし都知事。恥ずかしいよね。まあ右翼のお坊ちゃんだから仕方ないが、あれでは中国と同じレベルだ。
言うべきは言い、断固と行うべきは行い、そして法治国家たる姿勢を示すことこそ、大事だろう。
それにしても、あの中国スポークスマン女性。毎日、顔を見て、尊大さの現れた声を聞くたび、俺に検察官を思わせる。自らの誤った認識を真実に捻曲げた発言を繰り返す検察官。我が布川事件や仲間たちの冤罪裁判などで示す態度は、今の中国スポークスマンとそっくりだよ。

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