桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

狭山宣伝

2015-07-16 | Weblog
今日は狭山事件の裁判所前宣伝。長い付き合いになる獄友たちが、次々に再審を実現する中で、取り残されたようにある狭山事件を思うと、石川一雄さんの心中が察しられて辛い気持ちになる。何としても、1日も早く再審を実現させたい思いになるんだよ。
俺が刑務所にいるとき、1980年代に死刑4事件が再審を実現したけども、嬉しい反面、なぜ俺は勝てない!と辛かった。寂しかった。哀しかった。
今日は予定もないので狭山事件裁判所前宣伝に参加したが、台風の影響による雨も降らずに行えて、集まる人の想い、石川さんの思いが裁判官に通じることを祈りながら、俺も声を上げた。

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