桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

せっかくだから

2014-03-28 | Weblog
腐れ検察に、名前で「国賠裁判に疑問あり」と書き込んだ人がある。
名前ってところが気に入ったから、相手をする気になったが、何が疑問なのか、俺には理解出来ない。
月曜日に会った人が、金曜日と変更して、だから、何なのだろう?
なぜ、その会った人が「桜井に会った」と思い出すの?
俺は、あなたと違って事件の起こった町に住み、日常的に事件現場の前を通っていたんだよ。
会うのが当然の人に会って、なぜ会った!なんて思い出すことになるのか、この人の思考が理解不能だ。
確か、俺たちを有罪にした裁判官も「利根町に至る経路で目撃者がいることは、自白を離れた有力な状況証拠だ」と言った。
では、自分の住む町で事件が起こり、俺が目撃されたならば、それだけで俺は犯人になるのかな。
この判決文の偏見と同じ歪みを、俺は書き込みの思考に感じるが、疑問には、いくらでもお答えしますので、どんどんと書いてください。

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1 コメント

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アリバイの疑問について (大川建一)
2014-03-29 08:51:29
月曜にあなたを見た、と言った人も布川に住んでいたのです。そしてそこではじめて身近に殺人事件が発生した。恐ろしい事です。それは月曜の夜だった、と火曜夜に知ったとする、すると、そう言えば昨日の夜桜井さんを見かけたな、と思い出し、記憶されるのは当然です。金曜であるわけはないのです。その思い出しは金曜以前に行われたのですから。
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