桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

茨城県だから?

2014-10-10 | Weblog
警察学校で謝恩会だか何だかの飲み会後、教官が学生を殴って怪我をさせた事件があったらしい。
まあ警察社会は、そんなことがあって不思議はないが、おかしいのは、その先。学生が「気合いを入れるために殴って欲しい」と、教官に求めたのだとか。
はあ?だよなぁ。殴り、殴られて気合いが入るんだ、警察官は。
これは茨城県警ゆえの出来事だろうか?
悪い奴を相手にするのだから、多少は警察の暴力は仕方がない、そう思う人が多い日本だが、日本警察の暴力は、悪い奴を相手にするゆえに生まれるものではない。暴力が精神を鍛えるかのような錯覚が警察には存在するからなのだ。「殴って悪者の根性を叩き直す!!」なんてね。
茨城県警の事件は、その象徴だ。

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