桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

冬が見えた

2018-10-31 | Weblog
昨夜、水戸で集まりを終えて外に出たらば寒さを感じた。
証明の外れた薄闇には、もっとも冷たい空気が潜んでいるように感じて、そこに待ちわびている冬の姿を見た。
今日は狭山事件の集会。俺も参加するために、俺にしては早い時間の8時過ぎに外に出れば、朝風呂に入ったのに、やはり寒さを感じた。
もうすぐ冬だ。獄中の仲間たちには辛い季節だ。せめて無実を晴らす希望の温もりだけは感じられるようにしたいなぁ。

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