桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

陸前高田から

2006-05-20 | Weblog
 盛岡駅に出迎えて下さったのは、前回もお世話になった救援会のYoさん。駐車場で待っていて下さったYaさんと共に、すぐに大船渡へ。山間を抜けるように走る車で3時間。
宮沢賢治の「銀河鉄道」に出て来る眼鏡橋の下を通り抜けたり、盛岡から大船渡までは小さな旅の気分。
真っすぐに行った第一訪問団体では、共産党市議の勝田さんがおいでになり、ご案内で碁石海岸近くの見晴らしの良い店に行き、美味い海鮮丼で昼。リアス式の海岸などが見渡せる展望台もあったのに、残念ながらの曇り空と靄でした。

その後、作家で救援会役員の野里さん、細谷さんのご案内で大船渡から陸前高田の8団体を訪問。民主商工会では、10名くらいの人が集まり、ビデオを流してのミニ学習会まで開かれました。

夜は救援会員や市議など、12名の皆さんと交流会。布川事件の闘いのあれこれを語るうちに盛り上がって佐藤光政コンサートをやろう!となりました。交流会には市長が挨拶に来てくれるハプニングがあり、最後はホテル内のカラオケ店へ。宿泊ホテルは千昌夫の建てたものとかで、総てが贅沢な作りでした。

仙台から始まった東北巡りは終わりましたが、至れり尽くせりで世話をして下さった皆さんの温かさに触れて、この人様の善意に包まれるからこそ、吾が幸せがあるのだと判りました。
皆さん、有難うございました!

第一弾が終了して、また明日からは中国地方へ行きます。そこでは、どんな出会いが待っていますか。楽しみです。


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