桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

2008-12-29 | Weblog
本当は脳なのだろうが、不可思議なモノ。
泣いたり、怒ったり、笑ったり、恨んだり、愛したり、憎んだり、あらゆる思考の根源にある。
悟りを開くことは、それらの感情の波を無くすことなのだろうか。感情の波をコントロールすることではあるのだろうが、何も感じなくなることだとは思えない。
今年も色々なことがあったな。常に感情に流されている俺などは、まあ悟りなどとも無縁だが、来年は、少しは感情の波をセーブしたい。俺だって辛いことはある。それが生きるのがイヤ、闘いを捨てたいと思うこともある。あるけど、俺は、そういう感情の波こそが、生きる人間の喜びだし、そこから何かが生まれると思ってる。
まあ、だから感情の波、これからもあるし、甘受するね。
今年あった全てのこと、ありがとう!今日、今日だから言いたいかな。
心は不思議。昨日の思いが今日じゃない。今日の思いが明日じゃない。

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