桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

保安院

2011-07-30 | Weblog
原子力安全保安院と呼ぶらしいが、これも名前とは裏腹な官庁だね。
原発をめぐる公聴会や座談会などで、原発賛成の意見をやらせようと画策していたことが暴露された。
何を考えているのだろう、この連中は。
本来ならは、文字通りに原子力発電の安全を監視、監督をする組織だろうが、安全を監視せずに、原子力発電反対者を監視してると言うのだから、呆れて言葉もない。
金、金なんだろね。
福島原発事故で保安院のスポークスマンだった人は、若い女性がいたらしいが、それは金はいるだろうねぇ。だから、原発が生み出す金が欲しくて、安全を監督せずに、やらせ質問などの指揮監督だ。
こんな組織に、いくらの年間予算を使っているのだろうか。
日本には無駄な官庁が多過ぎるね。俺が政治家ならば、直ちに、こんな組織は解体する。余剰人員は、必要官庁に回すが、散々甘い汁を吸った高官は首だよね。日本の国家は、明治の官僚によって創られたが、今や清廉を失った官僚たちによって腐敗から崩壊が始まっている。
それを教える保安院のニュースだった。

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1 コメント

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原子力安全・保安院 (名古屋 Y)
2011-07-30 21:08:14
 一言で言うと、原子力安全・不安院と呼ぶのが、相応しいだろう。
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