桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

推測

2021-03-18 | Weblog
下手な芝居より面白い国会のようで安倍晋三政権以来、平然と嘘が語られ、白々しい言葉が飛び交う場になった。
今は菅義偉首相の支配下にある総務省絡みの不正が追及されている。
認可基準にない東北新社のテレビ権利を認めた問題では、東北新社と総務省の言い分が食い違うが、さて真相はどこにあるのか。
基準違反の事実を総務省に報告したと語った東北新社の「担当が出張だったから」の言葉は、総務省が「出張ではなかった、居た」と反論して東北新社の主張は誤りであったとされたが、俺は、そうは思わない。
「その人は出張で、この人に会った」と作り話をしたのだとしたらば、それは官庁には出勤簿もあるのだから即座にバレることが明らかだもの、そんな作り話を話すとは思えないからだ。
総務省側に、何らかの思惑があって「彼は出張だから私が会う」としたのではないのか。
公僕などという言葉も死語になりつつある日本。公僕を甦らせるには公務員の虚言、嘘を厳格に犯罪とする法律を作るしかない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿