桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

安心オーラ

2009-12-03 | Weblog
色々なところに行くことが多い俺だが、良く見知らぬ人に声を掛けられる。
初めて行った土地で道を尋ねられたりすることもあったが、昨日は水戸駅南を歩いて駅構内に向かっていたらば、完全無敵と感じるオバサマ4人にすれ違った。すると1人から声
「スミマセン、東横イン、どこですか」
かなり訛りのある言葉で東北の方のようだったが、桜川添いにあるのを知っていたので、その要求に無事に応えられた。
俺は子供が好きで、少し時間があれば仲良くなれるが、色々なところで見知らぬ人に声を掛けられるのは、俺に安心オーラがあるのかも知れないと思った。
もし俺に安心オーラがあるとすれば、誰も疑う必要がない立場、無条件に人を信じて生きて来られたことが、その生みの親だと思うと、俺が冤罪体験で得たものは計り知れないだろうと思ったね。

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