TPP交渉に参加することになりそうだ。
これ、大丈夫かなあ。
自民党政権が徳川幕府のように続いた中で、色々な農業が潰されて行った。今度も同じことになるのではないだろうか。いや、農業だけではない。医療行為も含めて、金持ちだけが楽しい社会になってしまうのではないだろうか。
今日など、大企業で「ボーナス満額回答」とニュースが流れて、先行きの明るさを演出しているが、これも大丈夫かなあ。
国会で共産党が主張していた「大企業の内部留保金260兆円を労働者に還元しろ」という質問に、珍しく麻生太郎財務大臣が同調していたが、トヨタなどは、その内部留保金の0.2%を使えば、全従業員に1万円のベースアップが可能だと言う。
今の不況は、民主党政権が作ったものではない。自民党政権が作った。きっと財界は、何をしても自民党政権は倒れないと思い、経営者や株主ばかりが好き勝手に美味しい思いを重ねて「消費不況」を作り出してしまった。でも、国民の怒りが民主党政権を作ってしまい、愕然とした財界は、今度は幕府が再び倒れないようにと、膨大な内部留保金からスズメの涙を労働者に分けることにした。
もし総ての大企業が満額ボーナスを支払っても、その恩恵を受けるのは、日本の労働者の2割でしかない。残る8割は、中小企業と非正規労働者だ。
大企業に満額のボーナスを出させる自民党は、やはり頼りになる。参議院選挙は、これは自民党しかない、と国民は思うのだろうか。
ベースアップではなくて、次は保証しない一時金のボーナスだけ払えば、自民党はTPP交渉で自由な企業活動を許す日本にしてくれて、明日の日本は、ますます大企業の天下!内部留保金、大企業の金蔵には、ますます千両箱に小判が積み重なるねえ。
いやあ、さすがに大旦那様にお役人様!お見事な阿吽の呼吸。
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