桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

医療過誤

2010-06-30 | Weblog
人工透析をしていて死亡した女性の遺族が訴えて、警察が医療関係者を過失致死罪で捜査!と言うニュースを見た。
こんなニュースを見るたび、俺は怒りのような感情を覚える。警察なんて、こんな捜査をする資格を持っていまい。
警察が冤罪を作り上げる過程で行う不正は、過失ではない。故意だ。
俺たちが犯人にされる過程にあった不正行為を数えて行くと、本当に沢山ある。「自白」テープの改ざん・編集、捜査報告書の改ざん・編集、証人関係書面の改ざん・編集、取り調べ時間書面の改ざん・編集、捜査官の偽証、これらが裁かれ、罪を問われないのは、なぜなのだ!
検察が同じ罪を背負って警察の行為を容認し、更に無罪の証拠を隠して冤罪を作り上げるから、いくら無実になっても警察の罪は問われない。検察の罪も問われない。
何度考えても、俺には納得出来ないし、この警察と検察にも過失罪を作りたいと思う。

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