桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

この程度

2011-04-01 | Weblog
検察官の証拠でっち上げ事件が発覚して、検察の有り方懇談会が発足し、協議を重ねての答申が公表された。全面可視化に積極論と消極論の溝が埋まらなかったと書かれていたが、全面可視化な努力目標では、どうにもならない。一番笑えたのは、検察の悪事を監視する内部組織を作る提言だ。泥棒を監視する泥棒をつけたって、何も約に立たないように自浄力のない検察内部でなど、何を作ったとて、そんなものは検察改革の力になり得ない。
今後、1年をメドに協議を重ねるらしいが、これで一件落着!それが検察の本音だろう。
許すまじ、検察!

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1 コメント

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Unknown (とくろん)
2011-04-01 12:07:22
泥棒をより狡猾な泥棒が監視指導、さらなる腐敗を促しながら突き進んでいくことでショー。

舞台道具は無知と牢則、鞭打たれて痛がるのか喜ぶかは趣味次第。

大方の泥棒は見て喜ぶらしい、その店の代金は旅費と捜査費。
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