桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

被告が言うか!

2013-06-26 | Weblog
今日の裁判で、被告の国が「これ以上は証拠は必要ない」と言った。
はあ?だよね。
被告である県・警察と国・検察は、裁きを受ける立場にある。そんな連中が、自分で「証拠が必要・必要でない」と語り得る立場なのだろうか。
納得出来ない。
被告になった立場の連中が証拠を独占し、自分たちが被告になっても証拠を独り占めして出さない。そして、自分たちに罪はない、と主張する。それで許されて来たのが、これまでの国賠裁判だが、俺は納得出来ない。
冤罪を作る犯罪者に証拠を独占させて来た日本の法社会が、大きな間違いだったのだ。
第二回の裁判をして、改めて思った。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (片岡晴彦)
2013-06-28 16:45:14
長い戦いになるかも、とにかく頑張って
法社会を変えてください!

被告である国に謝罪させ、認めさせなければなりません。
返信する

コメントを投稿