桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

貸切!

2018-03-03 | Weblog
明日は立命館大学茨木キャンバスで話をする。
それで今夜は大阪だが、米原駅で車内を見たらビックリ!
誰もいない!
余分に金があるわけではないし、移動は、大人の休日クラブ。ひかりしか使えない。米原駅で、後続ののぞみを待って7分。気が付いたらば、誰もいなかった。
そうだよな、夜は、早く帰りたいし、米原駅で乗り換える人以外は、のぞみだよな。
いやぁ、貸切は凄いなぁ。新幹線に乗り始めて53年。途中に29年のブランクはあるが、独り占めは、初体験。俺は小心者だから、申し訳ないような、気の毒なような、変な気持ちだよ。

国循「サザン」事件

2018-03-03 | Weblog
国立循環器研究センターで医療情報部長をされた方から冤罪の訴えを聞いた。
表題は、だから「こくじゅんサザン事件」という。
なぜサザンなのだろうと思ったらば、この方の名字が桑田さん。桑田さんを冤罪に陥れた大阪地検特捜部が、その資料に「国循サザン事件」と書いていたそうで、その資料を見た桑田さんが、そのままに使っていることでの呼び名らしい。
電子カルテになった病院の医療システムは、かなり詳しい専門知識を持つ人が必要で、そのいう人無しには成立しないとか。
桑田さんは師匠筋からの推薦で国立循環器研究センターに転職し、医療システム構築をしたらしいが、システムの入札結果、それまでの大企業NECから中企業会社に移ったらしい。そして、何年か後、NECは子会社みたいなのに入札させて仕事を取り戻しに来たらしいが、予定価格の6割くらいのため、応札にならなかったらしい。
これでNECの恨みが始まり、桑田さんを狙った官製談合事件として、読売新聞記者から大阪地検特捜部にたれ込みでの捜査となったとか。
この医療システムというのは40数億円もの金が掛かるものらしくて、桑田さんが来て大企業から中企業に移ったことから、何でも悪意に疑う腐れ検察は、そこに贈収賄罪があると見込んだのだろうが、もちろん、何もない。入札も、桑田さんが主導することではないし、検察の狙った目論見は、ほとんど立証されなかった。
その桑田さんの事件は、来週、判決だ。
何とか無罪判決の出ることを願っているが、それにしても検察のやることは、何時でもどこでも変わらないなぁ。
腐れ検察、何とかしないとなぁ。

フォレスト

2018-03-03 | Weblog
フォレストと言うコーラスグループのコンサートに行った。
東海村に住む親しくさせて頂いているご夫婦に招待されてのコーラスグループだったが、男性5名、女性6名のフォレストは、皆さんが声楽家みたいで、それぞれの力量で紡がれるハーモニーは、実に清らかで体中に染み込むようだった。
歌はいいなぁ、歌は素晴らしいなぁ、と思い続けた2時間のコンサートは、大、大満足!刺激を受けた。
俺も人様に歌を聴いて頂く立場にあるが、中途半端な思いでなく、心を込めて唄わなくては!