桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

多実ちゃんとの別れ

2018-03-22 | Weblog

昨日は、今瀨多実さんの偲ぶ会だった。
水戸翔合同法律事務所の職員として、また救援会会員として、色々とお世話になったが、この1月31日、急逝した。まだ40歳を過ぎたばかりだった。
いつもふくよかな笑顔の人で、怒った顔など、想像出来なかった。 
昨日、事務所の弁護士さんや同僚から話されたエピソードも、皆さんが同じような人柄を語っていたが、仲間たちに心配りをし、有能な法律事務所職員だった多実ちゃん!
俺たちは、息子の嫁さんになって貰えたらば嬉しい!と話していたものだが、もう適わない。
まだまだ若い 多実ちゃんの逝去は、偲ぶ会に参加した全員の悲しみであり、嘆きだった。皆さんの涙、慟哭が痛かったが、お母さんの傷みの深さには掛ける言葉がなかった。
多実ちゃんは世界中に友人がいたそうだ。世界12か国を旅したらしいが、そんな社交性と明るい人柄で行く先々で友人を作り、親しい交際をしていたとか。
もっともっとやりたいこともあったろうが、多実ちゃんは全力で人生を駆け抜け、多くのことを遺して去って行った。
多実ちゃん、有り難う!
多実ちゃん、さよなら!

墓参り

2018-03-22 | Weblog
彼岸になり、利根町へ墓参りに行った。小雨の中、既に誰かが花を手向けてくれていたが、姉が来たのかも知れない。
父方の本家、兄弟、その血筋や竹馬の友の墓も含めて、8カ所余りに線香と感謝の祈りを捧げて来た。
せっかくなので杉山の墓参りにも行ったが、数本と花が挿してあるだけだった。持って行った花を捧げて帰って来たか、相変わらずに墓碑には、何も刻まれていない。
杉山は、どう思っているやら。