桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

大崎事件現地調査

2017-10-15 | Weblog


昨日から、多分、大崎事件の最後の現地調査だ。
先日の宮崎での集会は、超満員だったが、今回の現地調査は40名ほどの少人数だ。勝利目前の集まりにしては寂しい人数だが、中身は濃かった。
大崎事件は自転車の転落事故による死を、何者かが、殺してしまったと誤解したことから堆肥の下に埋めてしまい、警察が殺人事件事件と即断して作られた冤罪事件だ。
被害者とされた人の身体の右側上半身には傷があったらしいが、これは自転車で側溝の落ちたことで出来た傷と思われ、現場で人形を使って実験したらば、ホントに右側上半身を側溝に打ち付けるように落下した。
最後に天が真実を示した感じだったなあ。
被害者の口と耳には側溝にある泥が入っていた。
ところが、泥酔した被害者を家に連れ帰ったと言う人は、被害者が自力で家に入ったと語る。
自力で歩ける人が、自分の口に泥を入れたままにしているかな?
この辺りに真相が隠されているだろう。
参加は無理と言われた原口さんも顔を見せて会場が盛り上がったよ。