22日付け、読売社説が頑張ったねえ。「首相は侵略を避けたいのか」として。安倍総理の姿勢を批判した。東京新聞や朝日などは、こういう社説を書からニュスにはならないが、讀賣が書くとニュースだよね。
そう!安倍首相は「侵略」を避けたいんだろうね。何しろ祖父・岸信介の名誉を回復したいのが眼目なのだから。
岸信介は日本を無謀な戦争に進めた戦犯だ。それに乗せられた国民のも責任はあるが、国家の指導的立場にあったのだから、その責任は逃れられない。なのに、何んとか爺さんの名誉を回復させたいのが孫、安部晋三だ。
しょせん無理筋なんだけども、これをバックアップする「日本会議」とか言う、好戦的存在があって、あの戦争が美しく、道義的であったかのような妄言を振り撒いて安倍をバックアップしてるから始末が悪い。
確かに、中国の南沙諸島などでの侵略行為は、中華思想の脅威を感じさせるが、戦争を防ぐのが政治力だ。無責任は「日本会議」などの煽りを背にして、首相自ら戦争を先導してどうする。
讀賣も、日本会議の同列のように感じるときもあるが。この社説は良かったよね。