桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

院内集会

2015-04-22 | Weblog
午後から衆議院議員会館で刑訴法の改悪に反対する集会だった。
60名ほどの集会に、きっと百名くらいの人が来ていたはずで、熱いくらいに満員だった。
冤罪被害者は袴田秀子さん、痴漢冤罪の矢田部さん、それに俺。他に、弁護士の小池先生、元検事の郷原先生が発言した。
先のブログで、郷原先生が根から腐った検察の実態を見ていない、と書いたが、書き込みで指摘された通り、郷原先生は、元検察官としての正しいプライドを持ち、自分のプライドに敵う検察になっと欲しいと願っている人だ!!と、その話す言葉、姿勢、雰囲気で、良く判った。
次の会があり、挨拶だけで別れたが、俺のブログに書き込みをしてくれる人で、俺が信頼する方のお一人、森さんの書かれた通りの方だったと知った。
郷原先生みたいな方が、検察官で良かった!と言える組織にしたいし、そうなれば冤罪も少なくなるだろう。
何とか盗聴自由法と密告取引法を潰さなくては。

水曜コンサート

2015-04-22 | Weblog
日比谷公園野外音楽堂では、毎週水曜日に警視庁音楽隊のコンサートが行われている。
今日は、進行協議が終わった後、衆議院議員会館での司法改革法案での学習会まで、2時間半も時間があるので聴きに来た。
座っている男子は、みんな俺と同年代か、先輩だな。ここに集まるような善男善女が、警察の遣りたい放題を許す世論を作っているんだろうね。

撃たない警官

2015-04-22 | Weblog
今日は裁判で東京。午前中の裁判だと、今ごろに起きて準備が必要だから、午前中にやって欲しくないけど、仕方ないよなぁ。
起きてテレビを点けたらば、アメリカで殺人容疑者を追い詰めた警官が撃たなかったことが話題になっているニュースがあった。
すぐに射殺する警官が多くて混乱を起こすアメリカだから、確かに話題になるに相応しだろうが、俺は、すぐには同感出来なかった。確かに、今までの射殺は、白人警官が黒人を撃っていたんだよね。
「俺を殺せ!!」と警官に迫った容疑者は、白人?黒人?容疑者が白人ならば、素直に聞けないなぁ。自分も白人、容疑者も白人だもの殺さなかったんだじゃないの、って。
もし、容疑者も黒人ならば、話題に相応しいだろうけどさ。