桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

テレビの自主規制

2015-04-27 | Weblog

先日、テレビの取材を受けたが、聞きしに勝る自主規制振りを感じた。

司法改革と称して、警察の自由な盗聴などの法律が作られるが、秘密保護法が出来、そこに盗聴の好き勝手だ。国民を監視する法律なのだから、アメリカの戦争に加担する方針が決まり、自衛隊な戦死者を出せば、必ず自衛隊を辞める人は出て来る。

そこで作られるのが若者たちの自衛隊召集法だろう。「そういう戦争法が作られる手続きに、この司法改革も繋がっているのではないか」と、俺が話したとき、なんとテレビカメラは下を向いてしまい、録画していなかった。

福島みずふさんの国会での「戦争法」発言が、自民党の横やりで訂正させられたが、テレビ局も「戦争法」と言うと自主規制なのだと知った。

過去の日本はアジア諸国を侵略した。命を懸けて侵略に反対した共産党もいたけど、こんなマスコミでは、再び侵略国家になっても、権力の提灯記事ばっかり流して国家を破滅に追い込むんだろうなあ。

屁たれマスコミを見た思いだったよ。


ネパール大地震

2015-04-27 | Weblog

ネパールで大きな地震が発生して、大変な被害が出ている。

冤罪仲間のゴビンダさん一家が住むカトマンズに近い震源で、カトマンズも歴史的建築物が崩壊したり、大きな被害が出ている。

すぐに電話したいと思ったが、混乱を考えて控えていたが、今日、事件を支援した日本の方が「アーカイブで通信した」として、一家の無事を伝えてくれた。まずは良かった。

しかし、地理的に生活物質などに、すぐに困窮するだろう。

これからを見守って何かをしなくてはと思っている。