桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

日比谷公園

2013-11-30 | Weblog
昨日、二本松さんの国賠裁判から帰るとき、日比谷公園を通ったらば、紅葉する池に人が集まり、写真を撮っていた。
太陽の光に透けた紅葉は、実に美しくて、俺も1枚。刑務所にいた当時は、自然の美しさに餓えていた。僅かな自然の美しさでも敏感に感じ取り、詩に表現したりしていたものだったと、幸せと安息の中で失ったモノを感じならばの1枚だった。