桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

秋の京都

2013-11-24 | Weblog
昨日、岸和田から大津へ行く電車も混んでいた。大半が京都駅で降りたが、嵐山は紅葉の真っ盛り。京都の秋を楽しもうという観光客だった。
そして降りた大津駅は、県庁所在地というのに、ほとんど駅前に人がいない。人がいないから食堂さえも満足にない。大丈夫かな、と思わされる寂れ方だった。今日は近江八幡駅から京都行きに乗ったが、これも混雑。京都駅で降りた人波に流れて改札口に向かったが、大混雑だった。
秋の京都も凄いねぇ。

膳所から浜大津

2013-11-24 | Weblog
救援会大会後の懇親会は、膳所。大津駅近くの会場だった弁護士会館から膳所駅傍の懇親会会場まで、歩いて行った。
柿木さん、それに柿木さんの支援で大会に参加した関西大学教授の里見さんと3人で、事件の状況などを話ながらブラブラと歩いたが、いきなり決定書が送りつけられる最高裁の判断だから、柿木さんは不安だと、その胸の内を、何度も語っていて、その苦しさが良く判った。
冤罪の苦しみは、どのような事件でも変わりはない。被害者と言われる女性が証言を拒否して消えてしまい、被害実態が語られない、そのことだけでも、柿木さんは犯行を犯していないし、辱しめを受けた女性が消えたことは犯罪実態がないことを示している。
犯行を見たと証言する警察官の言葉だけしか証拠がないままに有罪とする裁判所の異常さ、警察官の変転する異常な証言、どこもかしこも異常な事件で、とにかく1日も早く正しい判断があることを祈るばかりだ。膳所での懇親会後は、浜大津に場所を移してカラオケ。人権を守るために熱心に活動される玉木弁護士の馴染みのスナックだが、里見さん、柿木さんご夫婦と5人で行って楽しんだ。
玉木先生は、スナックのママとカラオケの点数を競うそうで、何と最高点の98点を連発した。
俺も、まあまあ満足の声が出たけども、採点マシーンと相性が悪かったみたいで、最高点は90点だった。柿木さんご夫婦が楽しんでいたのが良かった、浜大津だった。

大津へ

2013-11-24 | Weblog
昨日は、救援会滋賀県本部大会だった。
先般、痴漢冤罪事件の柿木さんたちが最高裁判所に要請に来たおり、救援会関係者からこの大会に来てと求められたので、何も予定がなかったので承知して参加した。
亀岡市の長生園事件の西岡さんも参加し、訴えていたが、俺も国賠裁判を通して全面可視化や全面証拠開示を実現させたい思いを話して支援を訴えた。