桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

おい、茨城県警!

2011-08-24 | Weblog

俺が嘘の自白をする切っ掛けになった嘘発見器の記録用紙を保管した茨城県警根本町倉庫の話は、もう何度も書いた。
1986年に発生した那珂川の洪水によって根本町倉庫が水に浸かり、記録用紙は流失したと言うのが、県警の言い訳だ。
この根本町倉庫は、たまたま連れ合いの実家へ行くルートにあり、近いものだから、本当に流失したものか、倉庫の近所を歩いたりして調査したこともあった。もちろん、嘘の言い訳とは判っていた。大体、検察の提出した書面に「茨城県警根本町車庫及び倉庫」と記載されていているが、行って見れば車ばかりが車庫や庭一杯に留め置かれていて、どこにも捜査資料を保管出来るような建物は存在しない。
この10年来、根本町車庫の存在を知ってから、そこの状態に変化はなかったが、布川事件が無罪になり、フライデー記者と行った以降、突然に留め置かれていた車が消えて無人になった。
なぜだ?と考えて来たが、茨城県警は、また証拠隠滅をするのではないかと思った。今の車庫状態を解消し、書類を保管する施設を作り、布川事件の国賠裁判に備える!ね。
おい、茨城県警!隠してもダメだぞ!
お前たちのした罪は、もう消せない。消えないんだ。悪足掻きを考えてるならば、止めろよ!
写真は、昨日の根本町車庫及び倉庫だ。庭には、早くも草が伸び始めていた。

ヒロトのキュウリ

2011-08-24 | Weblog
先日、川上家で祝杯を上げたとき、ヒロトが俺に「ショウジにプレゼントがあるから!長くて、大きいよ!何か判る?」なんて言っていた。
家に行ったらば、デカイ胡瓜を持って、待っていた。何でも、お盆休みで家を留守にしたとき、採り忘れて帰ったらば成長し過ぎていたモノらしい。
「ショウジに揚げる!」と言い、俺へのプレゼントになったらしいが、きっと大きさに驚かせ、喜ばせようとしたのだろうと思ったらば嬉しい限りだった。
写真は、30センチ物差しと較べた胡瓜。