桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

布川

2011-05-19 | Weblog
あの地震以来、初めて利根町布川の街並を眺めた。
道路からは判らなかったが、利根川堤防から街並を見ると、かなりの屋根にブルーシートが掛けられていた。相当な被害だ。
改めて地震を感じた。

発見

2011-05-19 | Weblog
俺の車は平成元年車。いすゞジェミニだが、もういすゞ社は乗用車の生産を中止していて、車に故障があっても部品が手に入らなくなりつつある。
先日もラジエーターから水漏れ。網目を交換したが、付属するホースなども錆付き、腐蝕した物があったらしい。
今日、修理の終わった車を取りに行き、戻ったが、スーパーで買い物をして帰ろうとしたらば、また水漏れが判った。
再び修理会社に行ったらば、今度はウオッシャー液洩れだと判った。次々に故障するが、古いから仕方ないね。
それで昼近くなり、どこかで昼を食べようとしたらば、修理会社に勤める連れ合いの幼なじみが近くのウドン屋を教えてくれた。
古民家を改造したウドン屋だったが、この写真が釜あげウドンに天ぷら、左上に暖めている豆腐付き。中央のは酒ではない。ウドンのタレ。
腰が強くてたっぷりの量で1150円だったか、非常に美味かった。
水戸市に大足と書いて、おおだると呼ぶが、そこにある有賀神社の前に店はある。
また新しい美味い店を発見した昼だった。

鰹節削り器

2011-05-19 | Weblog
昔、我が家でも食事時には鰹節を削って使った。それが当たり前だったが、出来合いの鰹節が一般に使われ始めるようになった。
社会に帰った後、削って香り立つ、あの新鮮な鰹の匂いと食べて口の中に広がる濃厚な味が懐かしくて、何時か鰹節削り器を買って使いたいと思っていたが、なかなか削り器が手に入らなかった。
そんな話をしていると、二個持っているから、その一つをあげる、と言ってくれた友人がいた。
そして、先日、頂いた。「切れ味の良い方を持ってきた」、「おばあちゃんが愛用していた」と、友人の奥さんが言っていたが、まだ木目も新しい鰹節削り器だった。
今朝もお新香と茹で野菜に使うために削ったが、人様の思いも籠められた我が家の鰹節削り器は、きっとどこの家庭よりも豊かなダシを出すだろうと思っている。