職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

久しぶりに寝込む

2023年08月21日 | ヤスさん日記
ほんと
身体中が痛くて
動かれない。
そんな1日を経験しました。
頭が痛く
節々が痛く
腰が痛い。
寝返りをうつのも痛い。

広間の窓際で
白いレースカーテンが揺れるのを
1日見ながら
痛みと一緒に過ごしました。
そんな日曜。
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ご近所のものづくり仲間

2023年08月20日 | ヤスさん日記
ご近所
ものづくりの仲間がいるのです。
職人の街なので
当然と言えば当然
と見えるかもしれませんが
私より20歳も年下の
その仲間達に声をかけてもらい
昨日は
福島県会津若松へ。

出不精
とゆうよりも
優先してしまうことが
多々ある中で
こうやって
声をかけてもらうと
足は向くもの。

今回は
手仕事と民藝と民具
そんな展示とお話を聞きに。

爽快な青空の下
車に4人で。
目的地の他にも
ご当地グルメなる
ソースカツ丼や
新しくできたお店や
古の地や。

観光客的な
動きをできたのも
こうやって
声をかけてもらったからこそ。

続けていれば
理解をしてもらえる人は
出てくるものですね。
こんなご縁を大切に
職人は日々を生きております。
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同じことを目の前に自分の変化に気づく

2023年08月19日 | ヤスさん日記
また
風フェスが始まります。
いつも通りに
いつものことを。
年に2回
いつものことがあるだけに
リズムを取れている
と感じます。

毎年
毎年
同じ会場で開催できること
そして
また
会えたねと言い合えること。

同じ繰り返しのようで
螺旋状に
形を変えている様相。

私たち
スタートアップの事務局も
昨日は
美味しい焼肉を食べて
それぞれの足元を確認して
それからまた
今回もよろしくお願いします
と。

いつも
同じことに取り組んでいるだけに
こちらがわの変化が
感じられるのかもしれません。

私たちも変わってゆけば
状況も変わってゆく。
それだけ
繊細に
ものごとを進めてゆく重要さを
学ばせてもらっている風フェス。

さて
今回も
どんなドラマがあるのか。
まずは
私たちが場をつくること。
慣れ切ってしまわないように。
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27年前には無かったレストランで

2023年08月18日 | ヤスさん日記
27年前
バイトで通っていた
ワイン葡萄の栽培の地へ
27年前に
お世話になっていた先輩と
ランチに伺うことができました。
ワイン
と共に。

よくよく晴れた1日。
農家の先輩は
この気候変動を
とても実感していて。
葡萄の栽培も
この20年ほどで
だいぶ変化しているとのこと。

環境の変化に
人間がついていてないだけ
なのですが。
その変化が何によって起こっているのか。
いろんな意見があります。

いろんな意見の中で
私が何を選び取るのか。
私が
そして
社会が何を選び取るのか。

いや
そんなことを
少し置いておいて。
景色の良いレストランで
とても
楽しいランチで
今ここの充実を
感じながら。

一所懸命やっていれば
過去の様々な出来事も
意味が変わってくるものだな
と感じる今日この頃。

夕暮れには
社会主義者の本を読み。
夜には
決算仕事を終え。
今日からの
仕事再開に向けて
暖機運転をして。
今日も
静かに
暑い燕の工房は始まります。
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Think different.

2023年08月17日 | ヤスさん日記
人間の哀しさ
そして
自然の変わらない美しさ。
海とゆう存在は
いろんな物事を飲み込む
のかもしれませんね。

私は
海が怖くて
ですね。
なにか
いつも
飲み込まれそうな気がして
少し
距離を置いているのです。

でも
触れてみたくなる。
南国のあの
透明な海の細波に
足を浸してみたくなる。

昨日
文月新月に
新潟のギャラリーさんにお願いしていた
額装を受け取りました。
中には
1998年3月30日の
朝日新聞の広告が入っているのです。
アップルの宣伝広告で。

クレイジーな人たちへ。
と。

そして
私を26年支えてくれた新聞広告を見ながら
先日の
金沢でもらった言葉。
「時が濾過してくれる」
って言葉を合わせて思い出しました。

アンティーク
と言われるものは
時間の濾過を経過しながらも
今ここに存在する。


私たちの目の前には
そんなものたちと
これから時間の濾過を経験するものたいと
カオスに存在しています。

そこから
私たちは何を選び取るのか。
また何を残すのか。

すぐには
答えは出ませんが
時間が教えてくれることが
あるのだろうともいます。

Think different.

心無い言葉も
噂話も
真正面から向き合って
時を経れば
消えてゆくものです。

そんな経験を
この50年弱の人生でも
経験することができました。

クレイジーであれ。
ながら
これからも
この言葉を胸に
私は生きてゆきます。
そして
その痕跡の一部を
このblogに書き記したいと思います。
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2023年の8月15日の過ごし方

2023年08月16日 | ヤスさん日記
終戦記念日を過ごし
終戦とは
何時のことを言うのだろうか
と考えたりしていました。

第二次世界大戦
大東亜戦争
太平洋戦争
いくつかの言い方の中で
私たちの歴史は
どこにあるのか。

経済的にも
日本が沈没しそうだ
と言われる中で
私たちの国の歴史が教えてくれることは
なんなのだろうか
と。

そんなことを考えたり。
久しぶりに
工房の大掃除で気分を一新したり。
夕暮れから
スパークリングワインを開けて
宅配ピザを頼んだり。
20時過ぎには寝落ちしたり。

そして
今日も私は生き続けます。
本日は文月新月。
定休日ではありながら
会社の決算作業のために新潟市内へ。
朝のスタバで
気分転換をして。
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感情の行方は

2023年08月15日 | ヤスさん日記
ここ数日は
太陽が眩しかったから。そんな理由で
時間に遅れているような気もします。
沖縄の感覚は
こんなところから来ている
のかもしれない
と思いつつ。

ながさんが言われるように
このblogが始まった頃は
まだテレビも見ていて
サッカーといえば
いつもビールと共に
興に耽っていたと思います。

今は
何故
それが無いのか。

年齢を重ねた
だけではなく。
ひとつ感じるのは
2011年
東日本大震災のときに
現地に赴いた
からだろうと思うのです。

何か
大きく変わり。
自分の中の感情が
浮き沈みしなくなった
ような。

それが
現場感であり。
そこから離れたところに
戻って住んでいる
私の復興の無さ
なのかもしれません。

それが
悪い
とゆうことでもなく。

今は
学び
仕事や活動に反映して
また
足りないところを学ぶ。
その循環の中で生きています。
このお盆も
多くの人が移動するときだけに
工房に籠って
懸念のご注文をひとつふたつと終わらせて。

そして
少し呑んで
寝る。
また起きて
パソコンに向かう。

感情が
いつか戻ってくるのか
わかりませんが
今はただ
その最中で
生きております。
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発話しないお盆

2023年08月14日 | ヤスさん日記
昨日の
夕暮れにふと
この2日間
発話していないことに
気がつきました。

そして
きっと
あと2日か3日
そうであろう
と思います。

これこそが
私のお盆。
仕事が捗る。

ながさん
の夢の話
私も考えていました。


新潟市内で
井田さんの遺作展があり。
前回の
西日本ツアーのときから
本当に
晩年はいつくるかわからない。

そして
井田さんも
最後の最後まで。
筆圧が少なくなったら
少なくなったなりに道具を変えて
描き続けていた
ことを思い出します。

ながさんは
家族を守りながら
私は一人。
それぞれの場所で
つくり続けている。

終わりが見えない
この人生。
目の前のことと
やりたいことと。
私も
オーダーいただいている他にも
やりたいことがあります。
それが
できるような環境を整えようと
今まできたように思います。

しかし
その環境を整えよう
とゆうところで
まだ止まっています。

いや
その環境を整える
とゆうことだけで
一生を終えてしまうかもしれません。
それでも
やりたいことを
目指しているベクトルは
間違いないものなのだと思います。

さて
今日もまた
工房で一人。
黙々と
仕事を始めるとします。
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エラーを起こす人間

2023年08月13日 | ヤスさん日記
先日
ながさんも反応してくれた
工場のホラー話。
機械に巻き込まれる
とゆう話なのですが。
機械は
たんたんとプログラムをこなす。

それに
仕事をさせたり
巻き込まれたり。
結局は
人間がそこにいる。
とゆうこと
なのです。

そして
人間がエラーを起こす。
このことは市民活動の面でも
感じられずにはいられません。

1999年9月30日の
東海村JCO臨界事故も
正規のマニュアルではなく
裏マニュアルから
更に外れて行われていた作業でおこった
原子力事故。

バケツから沈澱槽で
ウラン化合物を扱うなんて
あり得ないはず
なことが
行われてしまう現実。

人間って
ほんと
そういったことを
してしまうもの
なのだと思います。

その前提の上に立って
自分を見ていなければならない。
毒にも薬にもなる
人間の性。

一人一人
狂気を持ちながら
持っているとゆうことを
認識できているのか。
とゆうこと。

一様ではない世界で
この原則は
間違いなくある
のだろうと思います。
そんなことを感じつつ。
お盆と正月が
打ち合わせもなく
一番工房にいられる時間だな
と実感する今日この頃。

今日もまた
始めるとします。
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砂金を持っているのかどうか

2023年08月12日 | ヤスさん日記
この夏
太宰治の
正義と微笑を
何人かで読み合わせているのです。
そして
感想文を書くのですが。

最終学歴で言えば
吉田町立吉田南小学校卒
とゆうことになります。
いや
実際には
吉田町立吉田中学校卒
になってはいますが
ほぼ行っておらず。

そんな私が
学問に固執するのは
やはり
負い目があるから
なのだろうか
と考えたりしますが。

本居宣長が言ったように
私の単なる
果てしない欲でしかない
とも思います。

食欲も
睡眠欲も
性欲も
果ててしまえば
また期間は開くもの。
でも
学びの欲だけは
際限がなく
どんどんと広がってゆく。

ただ
私はやはり
学校で学んでいないだけに
系統立っていない
のです。

それが
今のコンプレックス。
わけのわからない
少年時代に
系統だって学ぶことが
太宰の言う砂金
であるのかもしれない。

とも思う夏の朝。
夏休みの宿題のようで
なんだか
嬉しい読書です。
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