職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

唐茄子屋政談が教えてくれたこと

2020年11月01日 | ヤスさん日記
満月を明け
燕の空は快晴です。
夜には
蕎麦を2輪と納豆を食べ
お塩とお酒の入ったお風呂に入って
ぐーっと寝て。
今日はすっかりと爽快になりました。
ながさん
東京の空はいかがお過ごしですか。

そうそう
と思い出したのです。
床に就いている際に。
落語を聞くくらいしか
できなかったのですが
その落語を聞きながら
父親も
そうだったなと。

以前はこの仕事も
耳栓なんてできない時代が
あったのです。
その影響で
じっとしていると
耳鳴りがするのでしょう。
それを掻き消す様に
落語をラジオから流しながら
寝ていました。

私もその影響で
小学生の頃から
落語をレコードで聞いていて。
あの江戸の情緒
とゆうか
あの人情といいますかね。
志ん朝さんの落語なんて
なんとも言えない色艶がありました。

そんなことを
わかって聞いていたわけではないですが
でも
どこかに大きく
私の人生に影響を与えている
とは感じます。

滑って転んで
また
起き上がって。
昨日聞いた
唐茄子屋政談なんて
なんとも昨日にぴったりでした。
溺れて
騙されて
立ち上がって。
仲間の助けがあり
水を分け与える。

なんとも
なんとも
泣けてくる話です。

いや
また
この床に就いた時間も
また心根を思い出す
貴重な時間となりました。
ながさん
12月のお披露目の際には
必ず伺いますよ。
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