せかいをつくる

求めよさらば与えられる。
なにを求めるか
なんでも与えられるわけで
光でも闇でも
見えるものも見えないものも
とにかく与えられる。
求めれば求める程
味わおうと思えば味わおうと思う程
感じようとすればする程
与えられるわけで。

では
どこを目指し
なにを必要としているか。
その道程の情景
香りは
質感は
ぬくもりは。

私の世界は私がつくっている
ならば
どんな世界を求めるか。

今ある状況
そこから一歩進むために。


催事もあと二日。
今日はお客様が手にとってくださり
触っていると気持ちいいと
言っていただきました。
そんな催事の機会がありがたい
としみじみな職人でした。

自営業のわたくし

自営業。
日々のコトが
生活にダイレクトに跳ね返ってくる
が見えやすいですね。
日々のコト
やればなるだけ
やらなければやらないだけ
生活に潤いが。

潤いも
物質的であったり
精神的であったり
目に見えたり見えにくかったり。

ただひとついえるのは
わたくしは自営業になって
はや3年
3年にして
また新しいステップを登り始めた
ようです。

わたくしの表現として
生まれてきた器を
どうやって
一番いい表情にしてあげられるか
どうやったら
お客様の手にとっていただけるのか
考えは深まる一方です。

日々の生活環境も
かなりの変化を必要とする
時です。
日常の中で
どんな空間で作られるのか
展示されているのか。
何を食べ
何を使い
何を必要としているのか。

自営業ならでわの私
もっと表現しようと思う
今日この頃です。
あと二日
今回の最終形まで
進化を続けます。

40円のパン

40円のパンをパクリと口に
放り込む。

この口の中のものに
どんな価値を見出すか。

40円のパン屋さんのパン。

サクサクとしていて
サツマイモ味で
甘くて
ゴマがきいていて。

急いでいる時なら
味わいもそこそこ
ゆったりな時なら
味わい深く。

自分の状況をはかる
図る
計る
測る
量る
物差しでもあり。

お腹を少し満たしてくれて
糖分を与えてくれて
そんな
40円のパン。

10万円でも
1万円でも
1千円でも
どこに価値を求めるかは
わたくしの手の中に。

今を味わうってコトは
今と
今が連続する
って狭間で
選択をしなければならない
と思うわけです。

明日にはどうなっているかわからない世界
そして
未来永劫続く世界。

ながさん
今日の富山は快晴です。

モッシュ

身体のぶつかり合いの大切さを感じる今日この頃。
みんなで身体をぶつけ合うって行為は
個々の壁を崩す大きな力になるのかもしれません。
ライブ会場の中
彼も我も無く
身体から震えるリズムに乗ってモッシュ
頭を真っ白にしてモッシュ
35歳こんなにJUMPするとは思いませんでした。
10-FEET
彼らが作り出す一体感は
太古の昔から流れる
日本人の祭の血を騒がせます。
普段は出さないような自分さえも
会場いっぱいに溶け込ませていいんだと
思わせてくれるバンドです。

そしてまた
日々に戻ってゆく
ただ昨日と違うのは
いつでも戻ってくる場所があって
それを胸に
一歩を踏み出せるということです。

汗一杯で
身体をゆらして
とろとろになって
溶けてゆく。

そんな場所を創れる
なんて素晴らしいのでしょう。
私も表現するの幅が
またひとつ
広がったようです。

そんな金沢の夜。
ながさん
今度は東京で。

浸透させる

考える考える。
どうしたらもっと表現出来るのか
限られた中でこそ
自由な発想が大切なのでしょう。

組み合わせ
置き方
POP
10時から19時
すべてに意味があり
可能性があるわけで。

百貨店の隣に
風の吹き抜けるいい場所
があるのです。
街の空気を新しくするための装置
です。

全てに於いて
もっとクオリティーを高めなくては
もっと意識を浸透させなくては
生きていることを見出さなくては。

雨の富山
路面電車に揺られて
今日も始めてみます。

足りなくて満たされる

足りない足りないと走ってる時が
満たされているのもしれない
と思う今日この頃。
ながさん
無事搬入も終わり
滑り出しました。
私の空間にするには
足りないものがありましたが
それを期間中に修正してゆくのも
大切なプロセスですね。

白と黒の染め布の上に
宇宙を広げて
お客様が手にとってくれたら
伝わるものがあるはずです。

走って走って来ましたが
まだまだできることがある
出る度に打たれる
出る度にうたれて
でも
そっからですよね。

明日も仲間に支えられている
という想いを胸に
満たせるよに。

準備は整っている

今回の催事テーマは空間を満たす
ということです。
百貨店という大きな建物を
どれだけ私で満たされるか
そんな試み。
普段定番なら
空間の共感を選んでいたのでしょうが
催事なら
全てを包みこむことも
できるでしょう。

満たすと包み込む
それが迷惑にならずに
すっとできるくらいの
力強さと大きさを
表現したいものです。

刺激的でも
派手でもなく
でも
空間を満たすことができたら。

もってゆくモノ達は
お昼までには顔を揃えてくれるでしょう。
あとは
そのモノ達のもっている力を
どんな配置で表現するか。

準備は整っています。
あとは
自分にビビらずに
解放しきること
それを持続すること。
それだけの準備はしてきました。

今回見つけたこと
ながさん
またゆっくりと。

アトリエ

どんな場所でそれが作られているか
とても重要なことです。
イメージの中である場所
私の中の素敵なアトリエを
具現化してゆくことが
モノの中に込める想いと
深くリンクしているなと。

排する所は排し
入れ込む所は入れ込む
それだけのコトが
できていない現状を
今から変えてゆこうと。

掃除が行き届いた場所で
生活とは切り離されつつも
その空間の中で
私がしっかりと息づいている場所。
背筋を伸ばして
ひたすらに熱中している
私が居られる場所。

この数日間で
作りたい道具が増えてきています。
自分自身の手にあった道具
そして私自身というモノも
大切にしなければないりません。

モノを創り上げる場所
私が表現できる場所
を
もう一度見直してみよう
と思う今日この頃です。

ながさん
支えてもらいありがとうございます。
あと一日。
精一杯を注ぎ込みます。

信念を練る

信念を練っている
のだなと気づいた今朝。
早朝から晩まで
ひたすらに銅を叩き
寝て
またひたすら叩く。
その中から
自分の信念を練り上げている
のだなと。

人生の可能性に於いて
すぐに変化を求めがちになってしまいますが
きっと
それではない道もあるもので
それがひたすら
というものでしょう。
この器で世界に変化のひと雫を落とせる
そうこころから思えるまで
ひたすらな感覚は必要ですね。

身体のあちこちの筋肉の張りや
睡眠時間のレンジを変えることでの回復
生活のリズムのひとつひとつ
些細なことまでも
敏感に跳ね返ってくる
それを修正する。
そんな機会を与えられたことに
感謝です。

まだまだやれることはあります。
わからないコトだらけの世界ですが
ひとつだけ確実に
私たちは肉体の滅びにむかって
着実に歩んでいますもの。
ひとつひとつを丁寧に
届けられますように。

10-feet 2%

願い

さてと
今日一日の思考と行動の紡ぎ方
を振り返ってみる。
右往左往している時
瞬発力を利用している時。
朝から晩まで何万回
鎚を振るったことでしょう。
そして
私というものを
どれくらい考えた日なのでしょう。
打ち込むたびに私が消えて
流れてゆくような。

それはとても心地よく
消えて
というよりも
空間に拡散して
といった方が良いのかもしれません。

９月１１日
冥福と未来への希望を祈り
そのひとつとしての私にできることを
今日もひたすらにやりきりました。

また明日へ。
富山催事搬入まであと３日。
今
から先に何を求めるかで
今が輝く
たとえその場所が吹き溜まりでも
前を見ていれば
今が輝く
はずですよね。

願い　ケツメイシ