夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

ロケ車ヘッドライト交換1

2023-10-03 20:21:59 | 自動車

遠征して帰還していたロケ車でしたが、天候や私の仕事の都合でなかなかヘッドライトの交換が出来ずにいました。
作業を開始したのは3日と5日の二日、それぞれ仕事を終えてから行いました。

ボンネットのある車とは違うので、バルブ交換は姿勢を低くして床面から覗くような態勢になります。

ロケ車の前にリフト車も交換しようと思い実際にやってみたのですが、運転席側のバルブはペダルやハンドルがあるため非常に狭く厄介です。



リフト車の方は前のオーナーがLEDに交換していたようで、バルブカバーを取り外して分かりました。このため交換は不要になりましたが、いい予行練習になりましたので、ロケ車のバルブ交換も厄介な運転席より行う事にしました。年式が違っていても基本的な部品配置は同じなので、掲載画像はリフト車の物も含んでいます。

バルブ交換で使用する工具はスパナとラチェットレンチの10㎜、マイナス・プラスドライバーショートタイプ、手元を照らすライトです。
最初にアクセルレバーのカバーを外します。

これを止めているナットはかなり奥にあり、ねじ山が長いのでスパナは使用できません。ラチェットで取り外しますが10㎜ボックスをしっかりはめ込んでしまうとねじ山が高い事も有りナットに届きません。
そこで先にボックスにナットをはめ込んでから、固定バーを押し込みボックスをまわします。
中途半端な固定になるのでラチェットを装着して回すとぐらつき、本来の機能を果たせませんがゆっくりだましながら緩めます。

幸にもナットはきつく締まっていないので、いったん緩めばラチェットはいらなくなるので、あとは手先で回して取り出すだけです。アクセルカバーは1本ナット固定で、そのほかは嚙み合わせで止まっているので、ちょっとカバーを揺さぶれば簡単に取り外しができます。



次が最初の難関である室内ライトカバーの取り外しです。

これも1つのねじで固定されていますが、このねじ自体はプラスドライバーでも簡単に外せます。


年式の古いタイプのカバーはこのねじを外せば手前に引き出すことができますが、ロケ車は最終年式と言う事も有り改良したんでしょう、脱落防止の白いプラストッパーががっちり噛んでいます。

ストッパーは取り出すことが出来ないので、この爪にマイナスドライバーを当てて下にさげつつ片方の手を突っ込んで取り出すという厄介なものでした。

それでなくても運転席下の空間が狭く、利き手ではない左手での作業です。姿勢も頭を突っ込みながら行うので、右手が入る空間はほんの少し。
ドア横から体を入れていますから、ここはもう少し楽な姿勢で外したいところです。マイナスドライバーで少しずつ隙間を作り、少し浮いたカバーを左右に揺さぶると、ストッパーから外れてくれました。(;^_^A

カバーを完全に外すにはカバー上部にある2本の差し込み爪を引き出さなくてはいけません。空間に余裕がない割にカバーの嵩があるので外れにくい。揺さぶって外すという表現になりますが、左右前後に動かしながら下に落とす感じです。

そんなことを繰り返しているうちにカバーが脱落しました。次にこのカバーを外に出すのですが、何分嵩があるのですんなりとは行きません。ブレーキペダルにぶつかって出しにくいのですが、カバーを半回転させながら逃げ道を作ると取り出せます。これで第1の難関はクリアできました。

さて次の難関がバルブソケットのコネクター外しです。引っぱり出せる長さに限界がありますから、ブレーキペダルの近くで外すことになります。コネクターが固くてバルブから外すのにかなりの力が必要でした。

とにかく真っすぐに引っ張らないと、バルブの足が損傷してしまうのでかなり気を使いました。コネクターが外れたらゴム製のソケットカバーを外します。

円盤状のカバーを引っ張れば簡単に取れるのかと思ったら甘かった。リフト車の時は一回外しているので簡単に取れたのですが、これは最初なのでがっちりはまっていてというより、縁に接着でもしているのかといった状態。

悪戦苦闘する事15分。なんとか剥がすことが出来ました。外したカバーを見たら上の方に引っ張る耳が付いていました!
でも狭く暗い上の部分に位置しているので耳が分からなかったのです。なんで下につけとかないんだとちょっと怒りが出ましたが、2日目の作業で徒労だった事に気づかされました。

さ、この難関を突破したのであとはバルブを押さえているバネを外せば交換ができます。

いざ、バネを外そうとしたらこのバネが固い。おまけにどこに解除する爪があるのか見えない。運転席奥の更に狭い場所にあるバネですからよく見えないわけです。

そこで中心にあるビスを緩めればばね圧も減るだろうと思い、ねじを緩めたらバネが脱落してしまいました。と同時にバルブも固定が取れてだらしなく半落ちしています。

この狭い空間で外れたバネを元に戻すことが限りなく大変である事を体験する羽目になりました。とてもやばいです。

バルブを取り去りバネを付けなおす苦難の作業を1時間。結局日没になり根気も尽きてバネの取り付けは出来ませんでした。次回の作業の作戦を考えることにして、車内には工具が散乱した状態で終了です(疲れた~~)

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