大田鉄道様から移籍物が送られてきました。
今回も各種詰め合わせです。
1/72 紫電改 ダイキャスト製でかなり重たい。
1/100 F15J プラ製
1/24 マツダサバンナ
あと急遽追加放出品の鉄道模型の貨車です。こちらは別の部屋にて公開いたします。
航空機は完成品ですからこのまま手を加えずショーケースに飾りました。
紫電改はスタンド付きなので飛行状態にして、前輪が格納状態にしています。
この部品片方が反っていて、そのままでは入らなかったので矯正しています。
F15Jはスタンドがないので、車輪を取り付けましたが、取り付け穴が緩く別付け車輪が落ちてしまいますので接着が必要です。
F15Jもかなりでかくなるけど1/72だったら申し分ないのになと。(笑)
早速、ディスプレイして下さり有り難いです。
紫電改はちょっと重すぎますね。
スタンドに乗せて飛行状態はちょっとバランス悪いかも。
990円です(笑)
F15Jは改めて眺めると良く出来たモデルですが、実は機体先端部はオモリ代わりのダイキャスト製なんですが、余りにも取り付けの隙間が空いて見苦しいので、私はもぎ取り、取り付け部分をヤスリ掛けして付け直した事を御報告致します。
kimi2社長はちゃんとブレーキ板を立てた状態にしたんですね?
社長の展示棚に置くと非常に見栄えがします。
まるで航空機博物館ですね!😄
1/100スケールなのが残念なご様子ですが、何分790円なのでご理解願います。(爆笑)
ちょっとした揺れでぐらつくので、台座の突起を太らせるか、飛行機の穴を埋める処置が必要かもしれません。
最近地震も頻発しているので早めに対策を取ることにします。
F15Jは機首を調整したんですね。分かりませんでした。コックピット後方のエアーブレーキプレートが再現されていたので、このままにしておくのは勿体ないと思い、着陸時の様子を再現してみました。
プレートを外すには精密ドライバーがあれば便利ですね。上げてみたらプレートが脱落しました。ただ、押し込まれているだけなんですね。てっきりプレートサイドに支持受けが付いていると思ってました。
やはりプラモのベテランモデラーから見ると、素人?の企画したモデルは設計にヘマが有る様ですね。
紫電改は確かにスタンドがぐらぐらですね。
実は最初に買った個体が塗装不良(塗装流れ)だったので、カスタマーセンターに問い合わせて代品を送って貰ったのがkimi2社長にお送りしたモデルです。
一方で不良品はこちらで処分して下さい、と言われましたが、私はそのまま飾って居ます。
本当は車輪を立てて、駐機状態にした方が安心かも知れません。
後はダイキャストの精度の関係か、胴体と主翼の取り付けの隙間は看過出来ないラフさです。
F15の機首の取り付けにしろ、飛行機モデルには素人の私にも判る仕上げの不味さ。
分冊雑誌の模型は時としてツッコミ処が多い様です。
昨年まで分冊雑誌で出されていた「鉄道金属模型」にも同じ事が言えるでしょう。
この部分は後で塗ればいいかなと思っています。
他には尾翼下につく後輪が嵌りません。これは取り付け穴と突起の形状がずれているので、穴を大きくして接着しようかと思っています。
また、F15Jの空対空ミサイルの翼も一部塗装が回っていない部分があります。
両機ともどちらもあまり見えない部分ですから問題はないですけどね。
価格からいえばこれだけ出来ていたら合格でいいのかなと思います。
実際にプラモでこの飛行機を作ったら、結構な時間が必要ですし、塗装の手直ししながらという作業も出てきますから、頑張った方だと思います。
いくら創刊号とはいえ、この値段でモデリングしてくれと言われたら、割が合わないのでお断りしちゃいますよ(笑)
今回の大田社長さんのコレクションはしっかりした審美眼で以て選ばれたものと推察します。もちろん、塗料の回りなど、ツッコミどころがあるのは承知の上での購入となりますが、写真で拝見した紫電改はそのフォルムが良く再現されていると思います。
重さなどのバランスについて申し上げると、この手の飛行機のスタンドはプラモデル由来のものを踏襲していると思いますが、たしかにダイキャストになると重くなるのでプラスティックモデルと同様の大きさ形状では無理があると思います。
ただ、プラモデルに於いても飛行機モデルのスペシャリスト、ハセガワでも機首に「油粘土』を詰めるように指示があり驚いたことがあります(例;米海軍 A-6 イントルーダー)。
ともあれ、塗装の手間などを含めてもコレクションモデラーの皆さんには満足いただけるのでしょうね。いっぽうでこの手の完成品モデルの価格が高騰している点は見逃せません。イタリアのブラーゴは比較的大きめのミニカーを良好なフォルムと仕上がり、リーズナブルな価格で一世を風靡しましたが、その後中国製品が席巻し、日本のメーカーも中国での生産に切り替え、その大規模工場の生産の能力の余勢を駆って、缶コーヒーのおまけまで供給していて、そのクオリティに驚いてからわずか20年経っていません、ところが急速な経済成長はインフレを伴い、到底廉価でそういった製品を供給できるはずもなく、人手不足も相俟って、中国からさらに東南アジアの新興国に生産拠点を移しつつあることはご存じのとおりです。
この流れはその昔「モデルメイト」に書かせていただいたとおりの流れとなっており、最終着点のアフリカに至ったりしたらどうなってしまうのでしょう?結局、農産品などと違いがあるわけではなく、横着をして安く人を買い叩こう、という経済至上主義の発想が根本的に間違えていると思うのです。やはり自らの手を使い、時に油まみれ、埃まみれになってものづくりをする、ということが人として生きる基本なのだと思った次第です。
反面それって豊かなのかなと思う事があります。模型を3歳ころから初めて、途切れることなく今でも自分の趣味としていますが、時代と共に模型の世界も変わってきたなと感じます。
幼少期(小学生低学年)で出会った戦艦大和のプラモデルは精度が悪く、今のようにきっちり組みあがることはなくて、船体と船底(平板)が設計ミスで全く艦首が合わず角度が横ずれしていて、はめ込む事が出来ず、結局はみ出ている部分を切断して完成させましたが、前から見れば完全な事故物件。どこかで機雷にぶつかったのか状態で下は口が空いた状態でした。
この船の形態は今のウオーターラインでした。メーカーは忘れてしまいましたが、しばらく市場に出ていた記憶があります。
その後技術も上がってきたプラモデルは、多少の歪みや合わせ面の狂いはありましたが組みやすくなっていきました。ただ、物によっては部品のバリだけはすさまじく、これを除去する方がメインではないかという物は暫く存在していました。
プラモデルを作るために入っているチューブ接着剤は、気を付けないと満タンの時にちょっとでも力をかけると、接着面からはみ出て汚くなり、工作の最後の方は絞り出さないと出なく足りなくなることもあって、結局慣れるまでは予備の接着剤を購入して対処していました。
そんなことがユーザーから多く報告が上がっていたのか、製品によってはメーカーも同じサイズのチューブ接着剤を2本入れてくれたりしていました。
そのうちチューブの達人になると、予備の接着剤がなくても間に合って、今度はチューブだけが手元に増えるという結果になりました。その後レベルからはけ付きの液体接着剤が出回り、チューブ接着剤は梱包されなくなってしまいました。
不便な時代での工作は頭を使って乗り切る事が多かったですが、今の製品は部品塗装済みもあって、ただ組み上げれば完成というお手軽な物もだいぶ出てきています。切り離すだけで組めるのですから、これって工作といえるのかなと・・・・
出来る限り楽せず作ること=老後対策として敢えて細かいことに挑戦していますが、さすがに目が疲れて長時間は難しくなってきていますね。
戦闘機の機首に粘土を詰めるのは私もやりましたが、最初から頭が上がってしまう事が分かっているのに、錘を入れておかないって手抜きじゃないかなとその時思いました。
だって、そのために必要じゃない粘土買わなきゃいけないんですから。購入した粘土のほんのひと欠片しか使わず、あと何に使えばいいの?と悩みました。
今思えば文房具屋でもプラモデル売っていましたからね。これって文房具商品と抱き合わせさせる作戦だったのかもしれませんね(笑)