夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

西武001系ラビュー 4

2019-05-12 00:00:00 | 鉄分診療所


特急ホームのフェンスにはラビューのイラストが張られています。それを眺めているうちに11:25定刻となりました。列車はスーと動き出し、台車の近くにいる私の席(2A 運転席のほぼ後ろ)には振動も伝わってきません。



滑らかな加速で息継ぎをすることもなく速度が上がっていきます。座席方向は秩父側に向いているので、進行方向とは逆の流れの景色になります。
出発前のアナウンスでは飯能で進行方向が変わるためこの向きにしている事と、進行方向に変える際の注意点が放送されました。



車端にある案内装置には、各号車の設備やシートの転換方法などが流れています。
座席を進行方向にすると窓の部分が狭くなるので、座席の方向を変えることなくこのまま飯能まで行く事にします。
大きな窓から見える景色はNRAの2.5倍以上はあるでしょう。特に下は通常の車両窓では見えないので、まさに走る額縁です。秩父線は山岳線ですから、この大きな窓のお陰で崖下の景色も見放題。圧倒的な迫力で迫ってきます。



横瀬を出るとモニターに8号車の車載カメラの映像が流れてきました。
1号車がトンネルに入っても暫く映像は外の景色を見ることになります。トンネルが多い路線だけにこのサービスは楽しいです。
正丸トンネル内に有る信号所で下り列車を先に行かせるため停車しました。
程なく秩父行きNRAが疾走して通過していきます。その映像がこの場面ですが、リアルタイムで交換シーンが見られるのは鉄ちゃん冥利です(笑)



座席のテーブルにビデオを置いて車窓を撮影してみました。実際の景色はこの位置より窓が低いので、橋脚の基礎や川原も見えていますからこの映像の倍以上の景色がある訳です。



入間市駅で停車。ホームに入るとこんな風にお客さんの姿が見えます。もちろんこちらも同じ様に見られるわけですね。



下は武蔵藤沢を通過中のホームの映像ですが、ホームの下もしっかり入っています。座席からは常に下りのレールも視界に入っています。普段は見られないレールの流れが見られるのも楽しみの一つです。ホームの下側に細かい模様が並んでいますが、これは窓に入れられているものです。
次回は下方向のビデオ撮影をしてみようかなと思っています。



12:21頃所沢駅に入る手前の新宿線を跨ぐ鉄橋の下を、上りの西武新宿行き新2000系が通過していきました。通常なら窓から上しか見られないのですが、しっかり電車を見る事が出来ました。



所沢~石神井公園までは先行列車があるため速度が控えめですが、複々線に入ると加速して特急という雰囲気になります。車内は静かで運転手の呼称がよく聞こえます。



12:44に池袋駅に到着しました。79分の旅は快適で短く感じました。



久し振りに降りた特急ホームがリニューアルされて綺麗に成っていましたが、これも新型特急に合わせたんでしょうかね。



追記。
ラビューの大きな窓には細かい薄模様が入っています。ビデオには光の加減でこれがかなり映りこんでいますが、実際にはこの模様は気になりませんでした。
来月中旬には現在のラビューでの本数が増えますので、現行のNRAが2編成ほど引退して行くものと思われます。
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2 コメント

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Unknown (KIMI2)
2019-05-12 11:32:12
N籐史郎さま、001系は座面の高さまで窓がありますが、腰の部分は完全にシートで隠れているので、大きな窓の割に外から見た感じは違和感がなかったです。
今回乗車して感じたことは、NRAより揺れや振動が少ない事を感じました。秩父線は山岳路線でカーブが多く曲線半径が小さい所も多くありますが、実に滑らかに通過していきます。エアバネの特徴である横揺れも適度に抑えられていて、台車がここにあるという事を忘れてしまいます。台車の動きを感じるのは、退避側分岐を通過する時くらいでしょうかね。
今回はモーター車ではなかったので、とにかく車内は静かです。気を抜くと寝てしまいます(笑)
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Unknown (N籐史郎)
2019-05-12 07:21:31
 レポート、興味深く拝見しました。思い出したのは、JR東海の371系あさぎりに初めて乗った時のことです。やはり窓の天地が大きく、座席の肘掛の下あたりまでガラスがあると上はともかく足のあたりが何か落ち着かない感じがしたものです。景色を眺めるには確かに視野が広くて良かったのかも、と思います。こういう列車は全席指定で立って乗る乗客がいないわけですから、着席している状態での視野のみを考えればよいわけですね。
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