夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

幻の戦艦

2016-10-14 11:24:00 | その他の模型
10年物のパンドラの箱を開けた後遺症でしょうか。
インプの塗装乾燥待ちで作業が止まった机の上の工具たちを見ていて、この時間でほかにできることはないかと物色していたところ、1/700のウォーターラインが数隻あり並行して作ることにしました。
購入年の一番古いのが幻の戦艦と言われた、大和級51cm砲を搭載した798、799モデルなので、在庫整理を兼ねて着手しました。



作りなれたこのシリーズではありますが、机上のものとなっただけに、部品点数は大和より追加されていて、14ブロックに170点ほどの番号があり、おまけにブロックごとに桁数が続くことなく、一桁から三桁が入り乱れて探すのに一苦労。
基本は大和なので使わない部品もあります。



車に引き続きフジミ製品となりましたが、説明書は左右ごとに分かれているので一見親切に見えますが、同じ形状の部品が対象でつくことを考えると、片面ずつ組み立てるのは、部品の切だしも考えると効率が悪いので、ここは説明書通りに組み立てせず両サイド同時で行いました。



最初に作る艦橋は細かい部品の取り付けが連続するので、あちこちのブロックに散らばった部品を見つけるのはかなり面倒でした。



次は戦艦の中央部にあたる煙突周辺の作業になりますが、後で使用する高角砲の分も大量に用意する作業も加わります。
初代の大和からリニューアルした製品なので、高角砲を台座に組み込むのもぎりぎりの設計にしているので入れるのがきつく、力の入れ方が悪いと砲を壊しかねません。そこまでギリにしなくてもいいのではないかと思います。



中央部分は部品も大きいので楽ですが、マストの組み立てだけは昔と一緒で、出来上がりの強度は弱いままです。



組みあがった部品を集結させる船体そのものの組み立てについて、説明書が表と裏に分かれていて、組み立ての流れで先に船体に穴あけをしておかないといけない部分が、裏側(説明書では表面になる)に印刷されています。



これは設計図の記載順番を間違えたのではなく、後からないことに気が付き足したのではと推測されます。おまけにここでも三連装の機銃と高角砲を合わせて20個ほど用意することも記されています。
高角砲や機銃装備は大和と一部を除き同等なので、大和の設計図に変更図を差し替えたときに落としたのでしょうか。



幻の戦艦だけに、本当にこの形なのか疑問点も多いのですが、46cm砲三門搭載の同型艦武蔵と並べてみても、51cm砲2門搭載のこの戦艦がひ弱に感じるのは、砲塔が同じ設計でありながら、砲門が間引きされたからかもしれません。



組み上げ後船体の塗装を行いデカールを貼りましたが、経年変化が進んでいてデカールの強度が落ちてバラバラになるなど、フィニッシュはいまいちになってしまいました。乾燥後クリアで固定したら、見事にはがれ飛んでしまった個所もあり、やっぱり購入したら早く作っておかないとだめだなと実感しましたzzz



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