あるＤＪのつぶやきについて

今年の５月は、なんだか寒かった。
風薫る５月、とか、五月晴れ、とか、さわやかな新緑、とかあんまりそんな感じがしなかったね。

それでもって６月。

先日、あるＤＪのコメントがタウン誌に載っていた。

「２００５年ももう半年、早いもんです。
女性には３歩下がってついてきてほしい亭主関白の僕は、
時間さえ先に行かれるのは納得できません」

だそうです。

３歩下がって歩くのは「師」だろーが
曰く「三歩下がって師の影を踏まず」
いまどきそんな生徒はいないし
こういうことを言う人と、つきあいたいと思う女性って。いるの？

私は男の人がプロポーズなどで言うセリフ「ついてきてほしい」というのが
納得できません。というか、嫌いです。

主導権を握るのは僕で君はそれに従うんだよいいねわかったね。

こういう人がいいという人はたぶんラクしたい人ではないかと思う。
依存だとか甘えだとか誰かが何とかしてくれるとか今までも誰かが何とかしてくれたから
これからもそうしていけば波風は立たないで一生安心だとか
確かにラクだけど・・・私はいやだ、なんとなく。

この前見た映画でハリソンフォードが「君のことは一生面倒を見る。
働かなくても困らない生活をさせるから結婚してくれ」と言ったところ
「それじゃあペットと同じじゃないの　私が私でなくなるわ」と、
あっさり断られていた。　妙にすっきりした。

ハリソン・フォードですら断られるのであるから
このＤＪは一生独身であろう。たぶん。

というわけでこのＤＪみたいなことをぬけぬけと言うオトコには
ついていかない判断を下せる女性になってほしい、長女次女三女。
それから担当してる秘書科諸嬢。就職がんばれ。

ほんの小さな囲み記事だったけど、ちょっとトゲがささったみたいに思って、
なおのこと専門職に就いて精神的・経済的に自立した女性に育てなければ、
と思いを新たにした次第。


娘の水疱瘡→お約束的に移りました。因って今日は欠勤。近所の小児科が７月で閉めるという。
　　かなりな老齢のお医者さんなのだが、注射するとき「先生、空気抜いてください！」と、看護婦さんにしかられていた。
むべなるかな。

週末です。
ではまた。