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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

最後の授業と☆水辺の馬

2018-02-05 18:34:29 | 学校&就活
やっと
やっと今期:月曜日の授業が終わりました
来週は祝日で、その次は期末テストなので(テストの担当教員は別の方)今日で月曜クラスの子たちとはお別れです。

授業は授業でもちろんちゃんとやって
授業後の号令の時☆起立して、正対成立。
「・・・みなさんとは今日でおしまいです。どうぞ、お元気でご活躍くださいね。」
と言ったのちに、一礼。ああ、晴ればれ!!!!!!!!(^o^)/
まあ、その時だけは心なしか・・・学生さん達、「ありがとうございました!」と、いつもよりお辞儀が深くて丁寧・・・だった気がする。

終わりよければ総てよし。
何事も、最初と最後が肝心よ(^_-)-☆

総てよし というわけにもいかなかった子がやっぱり数名
よく言う所の平常点→「関心・意欲・態度」がまったくダメ、改善の見込みなし。こういう子って、なんで学校来てるんだろう。


「水辺の馬」の話☆彡
王様が、素晴らしい馬を前にして「この馬に水を飲ませてみよ、もしできたら褒美としてこの馬をつかわす」との仰せ。
一人の男が進み出て馬を水辺に引いていった。でも、馬は水を飲まない。
別の男はさらに馬を鞭でたたいたが、嫌がるばかりでますます飲まない。
さらに数名が試したが、馬は水を飲もうとはしない。
「誰か、いないか!」王様がいうと、1人の若者が進み出た。
「私がやってみます」そういうと若者はひらりと馬にまたがり、気持ちよさそうに草原を駆け巡った。
ひとしきり走ったあと、馬は自分から水辺へ行き、ごくごくと美味しそうに水を飲んだ。
その素晴らしい馬は、約束どおり若者のものとなった。


・・・「最も強い動機は、自らの意志である」 ということでしょうか☆彡
馬を水辺に連れていくことはできても 水を飲ませることはできない
ということわざにもなってるかな(^_^)/

\\\ 学生を教室の椅子に座らせることはできても 勉強させることはできない \\\
勉強しよう、覚えようという気持ちのない子には、何を言っても無理。
何度も何度も注意しても、知らん顔でその時だけ。また次のとき、同じことで注意される。
直そうと思ってもできない、のではなく、そもそも改善しようという意識がない。

わかりやすい例でいうと スマホ
授業中の操作は禁止です でもやってる子がいるんです 机の下でコソコソこそこそ。
今日は、この前超厳しく注意したS君 どうかな、と思ってみてると こっそりズボンのポケットに入れてる。
(学校の規則では、カバンの中に入れる、)それで、「スマホをこちらに下さい。」といって、さっさと取り上げた。
「えっ・・・・・・・・」と固まってたけど 知ったこっちゃないわ
イライラするのは美容にも悪いので 害するものは最初から取り除く。で、教卓に置きました。

そのあとは、ごくごく真面目にやっていたS君。合わせて、クラスのみなさんも真面目にやってました。
他のクラスでは、全員分のスマホを箱に入れて回収させてるところもあるらしい。
早いとこそうすればよかった?でも、ちょっと子供っぽいかなあ、とも思ってそれはやらなかった。


そして☆授業後、解散したあと 預かったスマホを持って帰り支度をしていたS君のところに行き
にっこりしながら「はい。」と渡しました
渡すときに、スマホごとS君の手を包んでぎゅーっとしたの。サンドイッチみたいな感じ。
それで、S君の顔をじーっと見ながら
「これからも、がんばってね。」と言ったの。本当にそう思ったから。そうしたら
S君うるうるしちゃったよ・・・・・・ うるうるしながら「はい・・・・・・」って素直にうなずいてくれた。

S君はたぶん・・・大丈夫。

スマホなんてたいしたことじゃないってことなんだろうけど、心配なのは
「これくらいいいだろう」「相手が黙ってるから許されるだろう」っていう心のゆるみ。
「100円ならいいだろう、ばれないだろう」が、「100万円」になったら?一事が万事。
小さいことでも、ルールが存在するなら、ちゃんと守らないとね。
そういうことをわかってくれたらなと思って
一番初めのときにちゃんと説明してるんですけどね
聞いちゃいないし(^-^;
まあいいわ

いろいろあったけど、最後は明るく終われてよかったかな。
今週は、どのクラスもこんなふうに最後の授業なので♪ 最後までしっかりやりたいと思います。
・・・「最後の授業」って、国語の教科書に載ってた覚えがある。
ナチスが侵略してきたフランスのある地方で、フランス語の授業が禁止となる。その、最後の授業、の話。いい話だった・・・・ フランスばんざい。


(^^)/~~~



コメント
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