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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

恩師の最終講義&懇親会へ参加♪

2017-01-31 11:04:12 | ひとりごと。
1月28日土曜日、大学時代の恩師の最終講義&懇親会があり、久しぶりに母校の女子大へ行って来ました。
先生のご専攻は文学:近世江戸文学です。文学のみならず、博識な先生の講義がとても面白くて、大学時代はいつも最前列(の、あたり)で聞いていました。

最終講義当日は一番大きな階段教室で講義が行われました。当初参加は400人程度?と見込んでいたそうですが、ハガキやHPのお知らせ、卒業生の口コミ、SNSでの拡散などの影響で、申込み者がなんと600人越え!だったそうです。
急遽、教室もこちらの大教室へ変更したそう。これも先生の人徳のなせるわざ?だと思います(#^.^#)

先生は、勤続37年。70歳での定年をお迎えになりました。
講義の他、あちこちの美味しいお店の食べ歩きにみんなを連れて行ってくださったり、結婚式にきていただいたりと、懐かしい思い出がたくさんです。
私たちは、先生いわく「イチバン個性があって、面白かった時代」の学生だそうで(要するにバブル?)卒業してからも割と頻繁に連絡をとりあい、ゼミ仲間で会ったり、先生の還暦祝いをしたりと、ずっと仲良くしていました。(今でも、ですが)

最終講義では、「この日だけ女子大生」のみなさまがぎっしり。
約2時間の講義があっという間でした。
 
そのあと、夕刻からの懇親会は神保町の「ランチョン」。こちらも、2階のフロア貸し切りで楽しく美味しく♪
先生や、多くの卒業生のみなさまとの触れ合い&語らいのひとときでした。


先生からの宿題***
この日の講義にからめて、次の本を読むようにと。
 「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」
 「日本近代化と宗教倫理-徳川時代の宗教」
 「文化と両義性」
わあ・・・大変だ(^-^;
先生いわく、「毎年毎年君らには卒業する時これを読めと言ってるんだけどなあ。読んでないだろう。まだの人は読んでください。」・・・すみません、読んでません。

そうだった(^^ゞ 「来週までにこの本読んできて」と言われたら、絶対読んでたよね。そうしないと次の時についていけなかった。「はい、じゃ何ページのここ、君はどう思った?」と、読んだことを前提に授業が進むので。
もし、読んでません。ということなら「あ、そう。じゃ、聞いててね。」と、「聞いてるだけ」になってしまい、やっぱりそれはつまらなかった。次からは絶対参加したい、議論の輪に入りたいと思うわけでした。
宿題だからやる、言われたからやる、というのともちょっと違う。いやいや勉強するということは断じてなかった。本を読むのは楽しかった。どんな本であっても。変体仮名には苦労した。でも読めるようになると嬉しかった。
知的好奇心の塊のようだった10代の頃が、ただただ懐かしいです。


大人になると、強制的に学ばされるということはない。でも、勉強しなくてもいい環境になると逆に、何かを学びたくなるものです。
もう一回女子大生になりたいなぁ。(勉強したいという意味でね(^_-)-☆)


それから、懇親会での会話(#^.^#)
・・・「私、朝起きるでしょ、身体のあちこちが痛いのよ」「わかるわー!私、四十肩っていわれたの。カイロ通ってるの。」「えっ!四十肩?あら、いいじゃない!私なんて五十肩っていわれたのよ!」「それって年齢なの?」「治るのが四十肩で治らないのが五十肩」」「ほんと?」「そんな気がするの」「母が骨折してね」「気を付けなきゃねー!」「そうそう、骨折で寝たきりで一気にボケるらしいわよ!まずは足元よ!」「階段気を付けなきゃね!」「最近よく見えなくて」「新聞が?」「そうなの、老眼鏡作っちゃった」「いまはシニアグラスていうのよ」「違うわよリーディンググラスよ」「そのほうがいいわね」「遠近両用のコンタクトはどう?」「あれはだめ!全然だめ!」「私もだめだったわ」「ちゃんと、メガネして」「足元をよく見て」

なんて・・・ずっと、そんな話してるの!!可笑しかったから、覚えてる。
以前は(といっても5年前ぐらい?)に、みんなで会ったときは、確か「どこかいいエステ紹介して」とか「化粧品でおすすめってある?」なんて、「美容関係」の話題が主だったのですが。
ここへきて体調管理の話題(#^.^#) まっ、それもいいじゃありませんか。

懇親会が終わって、階段を下りてるときも「みんな、手すりにつかまるのよ」「階段気を付けないとね」「あ、最後の一段が段差大きいわよ!」なんて・・・もう、お店出てからも笑っちゃって。「お年寄りっぽい!」「今からこれだけ気を付けてれば」「きっと大丈夫」って。
確かに、こうしてみんなの元気な姿を見ているからこそ、笑い話で済みますが、あと10年、20年もたったら・・・
本当に、先生も、みんなも、どうかどうか元気でいてね!!と思いながら、帰途についたのでした。


学び続ける気持ちの大切さと、同年代の友人とのひととき。
どちらも人生にとって、欠かせない宝物だと実感いたしました。


先生、引退なさっても、どうかいつまでもお元気で!!様々な教えと思い出を、ありがとうございました。
心より、御礼申し上げます。これからも、がんばります!!



(^.^)/~~~
コメント
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