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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

「執念」を学んだ話

2006-11-03 01:49:53 | ひとりごと。
今朝、出勤途中で、職場の近くの道で声をかけられた。

「あの、すみません。」
「はい?」と振り向くと、白スーツを着たOL風な女の人で、にこにこしながら、
「あの、○○へは、どう行けばいいんでしょうか?」と、道を聞かれる。
「ああ、それだったら、その先を曲がって・・」と、教えたところ、
「・・・あ、そうですか・・・ありがとうございました」
「いいえ。」と、歩き出そうとしたら
「あの、ちょっといいですか?」まだ、何か?と立ち止まったところ
「とっても親切な方ですね・・ホントは道を聞きたかったんじゃなくて。あなたの魂のレベルをね。」
キターーーーーーーーーーッ!!!!!!!

即効で、「あ、結構です」と逃げようとしたら、
「あ、ちょっと待って。」と、追いかけてくるの。

少し早足で歩き出したのだけど、
「あのね、少しだけお時間いいかしら。ほんとに。すぐなので。」
と、やはり早足でついてくる、白スーツのおねえさん。コワ・・・・

もっと早く歩くと、それに合わせてついてくるの!
「あのね、あなたはもっとよくなりますから!」と、
すごい早足でついてきながら、横から話しかけるんです。

これはマジでヤバイと思い、ついに小走りになった私。
ふりきったか?と思いきや、相手も小走りだ!小走りでついてくる、白スーツ!
まずいぞこれは!
そして、小走りになりながらも、「あのね、私を信じてほしいのね」と訴える。
・・この状況で、あなたのいったい何を信じろというのか!

このまま職場までついてこられたら大変なので、
道沿いのコンビニに駆け込みました。レジのお兄さんが、何事か、と見る。
「あの、ちょっとヘンな人がいるんです。」と、言うと
「ええっ!」と、こちらへ来てくれた。
なんと、あのおねえさん、お店には入らないけれど、お店の前でじーっと立ち止まってこっちを見ている。
「あの人ですか?」「はい、そうです」
お兄さんはスタスタとその人のところへ言って、何事かを話していた。
そうしたら、おねえさんはすーっとどこかへ行ってしまった。人ごみに紛れる、白スーツ・・・

「ありがとうございました・・助かりました」というと、
「いえ。もう平気だと思いますよ。」と、にっこりしてくれた。
「あの、なんて・・・おっしゃったんですか?相当しつこかったんですけど」
「ああ、このあたりは勧誘禁止だから、警察呼ぶよ、って言ったんです。」
なるほど・・・・
「この辺、勧誘禁止区域、なんですか。」と妙に納得して言ったら、
「はははっ。うそですよ。」と。まさに、ウソも方便。である。
なんて機転の利かせ方だろう!さすがである。

お礼ってわけではないけど、お茶だの菓子パンだの結構買い込みました。
もう一度お礼を言って、お店を出ました。

それから、職場へついてから、一応学生課へ報告しました。
学校の近所で、学生が今度そんな目にあわないとも限らないし。
同僚の方たちにも話したところ、「ああ、あの白いスーツ着た女の人でしょ」と、
みなさんご存知である。
どうやら、「たまに出る」らしい。
なんか、ちょっとコワイな、やっぱり。たまに出る、って・・・・

ともかく、びっくりしました!
でも・・・・一つ、思ったのは。あの、しつこさ。粘り強さ。根性。
なんていうか、「執念」を感じました!ノルマでもあるのか?

そして、仕事でもなんでも、私に足りないのは、あの「執念」だ、とも思いました。
執念。どうせなら、プラスの方向へ使って行きたいものです。

・・・そんなこんなで、連休突入です。

みなさま、どうぞお体に気をつけて、週末お楽しみくださいませ!

それでは
(^^)/~~~

コメント (2)
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