急に目の周りがかゆくなり、膨らんだ状態になったので心配になり皮膚科を受診。担当医によると「今の時期はブタクサが舞っているからそのアレルギーじゃないのか」との事。それにしても始めて聞いたブタクサ。なんなのよー、それって。花粉症は春が多いけれど１年中いろんな花粉が舞っているって事なのですね。それにしたってそれまでは何も感じなかったのに夕方急に目の周り一帯にかゆみが広がった時にはどーなるのか、原因は何？ と不安になった。受診する頃には落ち着いて飲み薬を出されて帰宅。７日間飲んで様子見、と言われたが今のところ何でもなかったかのような状況。それでも薬を飲んだ方がいいのかどうか迷うくらい。落ち着いて良かったけれどいつまたあんな状況になるのかと思うと不安は尽きない。
昨夜ＴＢＳで放送されていた”青春ソング”番組。懐かしい神田川などを聞きたいと思いながら少しの間テレビを見ていた。見始めた時間帯がいけなかったのか、しばらくしても懐かしい曲は一向に流れて来ない。それどころか昔々のスターさんたちの老いた姿ばかりが出てきて見苦しくてたまらなかった。途中で番組進行の為に顔を出す安住アナがどれだけ若者に見えたことか。爺婆の往年スターが好きな人たち向けの番組だったのか？ ８０歳になっても歌い続ける菅原洋一さんやいつまでたっても若大将の加山雄三さんなどそれはそれで素晴らしいのだろうけど・・・・。大変つまらなく少しの時間だけ見てテレビのスイッチを切った。青春と一口に言っても幅広い。見ている年代も幅広かったってことね。残念だったな。
物凄い（？）台風が日本列島を駆け抜けた。都内は大して被害がなかったし、休日で家にいたのでその凄さを感じなくて済んだ。連休中という事もあって各地で困った状況になっている人は多いのだろう。羽田空港の発着便も各新幹線も動いたり止まったりであちこち混乱中とニュースが伝えていた。こんな日に家でのんびり出来るのは何よりの幸せ。身内の不幸で駆けつけたい人、新婚旅行に旅立とうとしていた人、赤ん坊が生まれそうで病院に駆けつけたい人など様々な大変な人たちがいるだろうに、何の不安もなく（と言うと言い過ぎかな）いられるだけで幸せなのだ。生活の中ではあまり感じる事がないがその時間を大切にしなければいけないと、つくづく感じる。これも年のせい？ それもあるがそれ以外に感じるのは父を亡くして落ち込む母の姿を見ていて思う所がある。いつも一緒にいるのが当たり前だった存在を失くしドドーンと落ち込むのは分からないではない。が、そこまで大事に思っていたのか？ と思える節があるのに嫌だった事をなかった事（？）にして良かった事ばかりを口にするので、ちょっと違うんじゃない？ と思えるのだ。波乱万丈と言うほどの人生をおくったわけではないが昔の人だし長生きをしたのでそれなりの波乱には富んだ人生だった父。それに付き合わされたと生前は愚痴っている場合も多々あった母。一周忌を前に母の思いと娘である私の思いにはかなりのズレが生じている。どちらがどう、と決着をつける問題ではないがなんともしっくりこない。台風の中で幸せを感じたまでは良かったが、時間が有るものだからいらん事にも気持ちが働いてしまった。
中国人のマナー違反の話をあちこちで耳にする。数年前、中国に行った時マナーの凄さに驚いた。着いて直ぐ、空港でホテルまでのタクシー待ちをしようとしたら続々と人が割り込んで来て参った。トランクを持ちながら我先にと急ぐ人々。待ちながらの喫煙風景にもうんざり。だけど４０年以上前の日本もこんなだったんじゃないかとその時感じた。子ども時代、周りの大人たちは殆どの人がタバコをふかしていた。いつからか禁煙、禁煙と厳しくなったがこれもアメリカの真似。いつか中国が本当に経済大国になり世界の中心に近づいたら禁煙も進むのか。あの姿はいつか来た道。だからと言って日本に来ている彼らにマナー違反を指摘するのは難しい。言葉も通じないし仮に通じたとしてもトラブルになる可能性が大き過ぎ、見て見ないふり。中国人観光客が「日本はマナーに煩いので気をつけるようにガイドに言われている」と言っていたがそれだけでも守ってもらえれば有り難い。
東京オリンピックが行われる事に決まって、様々な問題が浮上。経済効果は凄いらしいが我々素人には本当のところは分からないし教えてもらえない事も多い。選手村のその後はマンションとして売る出されるものも多いらしいがその金額はかなりなもの。誰もが買える値段ではないし誰もが住みたい場所ではないが、特定の人たちにとっては憧れの地、憧れの住処。これからは人気が集中して値段も高騰するのか。それとは逆に前回大会の頃に国立競技場近くに建てられた都営アパートが老朽化したこともあって、この度取り壊しに。そこで暮らしてきた人たちにとっては思い出の地を離れなければならず、大変な思いをしているそう。しかも彼らは多くが高齢者。５０年近くの間、安い家賃で便のいい地域に暮らしていられたのだからそれなりに幸せなのだが老いてから馴染みの地を離れなければならないのは気の毒。住まいについての明暗を見せられたようで複雑な思いだ。
