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リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2013年9月1日 90年後の証言者

2013-09-01 13:04:23 | Weblog
 あれから90年、と言われてもピンと来る人は極わずかになった。地震そのものよりもその後の火事で命を失くされた人々が大勢いたそうで。その証言者もかなりの高齢になり、今話さないと話す機会を失うからと新聞記事にあった。当時はかなりのショックな出来事で話したくなかったのは分かる。それでも90年も経たないと話す気にもならなかったのか? 戦争の体験者も似たようなことを言っていたがどこかに嘘がある。話す機会に恵まれなかったのは事実だとしても自らがその気になれば機会はあったのではないのか。高齢者にそんな事を正すのは失礼、として周りの人たちも何も言わない。それに証言をしてもらう事の方が大事だからと何も言わない。でもそれって正しいのか? 何も語らずに死んでいくよりはいいとしても(話さずに亡くなった人が圧倒的に多いのでしょう)どこかが間違っている気がしてならない。