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リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2013年9月25日 映画・幸福のスイッチ

2013-09-25 18:24:07 | Weblog
 上野樹里ちゃんがまだ20代前半だった頃の作品。何とも若々しくて可愛らしかった。怒ってばっかりの役なので最初は何じゃこりゃと思いながら観ていた。話のテンポがイイ。これまた怒る事しか知らないような怪我人の父・ジュリーもおもろかった。配役も良かったのかな。呑気そうだけどしっかりしている長女・本上まなみさん。三女は名前を中村静香さんといいましたかね。全く知らない女優だけど若さ爆発、って感じで素敵な工業女子感を表現。樹里ちゃんの彼氏役の子や電気屋さん<稲デン>に助っ人で来る派遣の鈴木君も誰なのか分からないまま。稲デン・客役のおばあ(この人誰だったっけ? 山田洋次監督の”学校”で夜間中学に通うオモニを演じていた人と違うかなぁ? )も含めて皆それぞれが自然に役に入り込んでいて、和歌山のどこかの町に彼らが住んでいるかのような錯覚に陥らせてくれた。凄いよ、安田真奈監督。公開時にはこの映画の存在も知らなかったけど次回、彼女の作品が公開されたら観たい! 西川美和さん、横浜聡子さんなど女性監督の作品には不思議な魅力があるのだ。