リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2013年9月16日 台風18号~幸せを考える

2013-09-16 15:19:07 | Weblog
 物凄い(?)台風が日本列島を駆け抜けた。都内は大して被害がなかったし、休日で家にいたのでその凄さを感じなくて済んだ。連休中という事もあって各地で困った状況になっている人は多いのだろう。羽田空港の発着便も各新幹線も動いたり止まったりであちこち混乱中とニュースが伝えていた。こんな日に家でのんびり出来るのは何よりの幸せ。身内の不幸で駆けつけたい人、新婚旅行に旅立とうとしていた人、赤ん坊が生まれそうで病院に駆けつけたい人など様々な大変な人たちがいるだろうに、何の不安もなく(と言うと言い過ぎかな)いられるだけで幸せなのだ。生活の中ではあまり感じる事がないがその時間を大切にしなければいけないと、つくづく感じる。これも年のせい? それもあるがそれ以外に感じるのは父を亡くして落ち込む母の姿を見ていて思う所がある。いつも一緒にいるのが当たり前だった存在を失くしドドーンと落ち込むのは分からないではない。が、そこまで大事に思っていたのか? と思える節があるのに嫌だった事をなかった事(?)にして良かった事ばかりを口にするので、ちょっと違うんじゃない? と思えるのだ。波乱万丈と言うほどの人生をおくったわけではないが昔の人だし長生きをしたのでそれなりの波乱には富んだ人生だった父。それに付き合わされたと生前は愚痴っている場合も多々あった母。一周忌を前に母の思いと娘である私の思いにはかなりのズレが生じている。どちらがどう、と決着をつける問題ではないがなんともしっくりこない。台風の中で幸せを感じたまでは良かったが、時間が有るものだからいらん事にも気持ちが働いてしまった。

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