選挙戦が始まってあちこちで選挙カーが走りまわり、あーだこーだと叫んでいる。聞きたくもない声が朝っぱらから響き渡って気分が悪い。テレビでも各党首がいろいろな事をそれぞれに訴えてくる。新聞の紙面でも同じように彼ら、彼女らの声が載せられている。どれを見ても、読んでいてもいい事しか言わないし書いてない。何を私たちは信じて貴重な一票を投じたらいいのか。今度の選挙ほど難しいものはないのでは? 今までにも都知事選挙、区長選などでは経験したが投票したい候補者がいないのだ。誰に入れても嘘をつかれて本人の意のままに働かれる気がしてならない。自らを犠牲にして国民のために働く気のある政治家。そう感じられる人がひとりもいないなんて空しすぎる!
いよいよなのか、何でここで? なのか分からないけれどとにかく選挙戦が始まった。でもいつも違和感を覚えるのだが、この選挙戦ってのは何なの? 別に戦わなくてもいいのに。議員たちに戦って欲しいのはその後なんだけどな。そこんとこ分かっている議員がどれだけいるのか、怪しい。今回は原発問題と経済を中心にして12党! が論戦となってて、これってどーなるの? それでも難なく自民党政権に戻るんじゃないかと危惧しています。しかも党首はあの人。頼むからこの予想、外れてくれ! 第3極の伸長がカギらしいがそれも少し危ない。立候補は1480人超。なんだか物凄いね。あー、これからの日本はどうなっちまうの? 選挙前だからか暗い未来しか描けない。これでいいのか?
何事が起ったのかも分からないままに亡くなった方々。運が悪かったとしか言いようがないけれど、それにしても驚いた。目視での点検はしていたと話す高速道路の管理会社。そんなんでエエのん? エエ訳ないと素人でも思うけど。これからの緊急点検では金槌などでたたいた音で異常を確認する打音検査とやらを導入。それくらいのこと今までにどうしてやっていなかったのか。1977年の開通以来ボルトや金具の交換は一度もしていないとか。それもどーなの? 他にもたくさんの危ないトンネルや橋などもあるのではないか。いつも気になっているメトロなんかもどーなんだろうか。いつガタガタと崩れ落ちても不思議はないんじゃないのか。考え出したらキリがない。おー怖い!
シーズン到来で山スキーヤーの我がダンナが早速出かけて行った。ってどこへ? って話なんだけど。とにかく雪が降ったその山めがけて出かけたのだ。これからの数か月っていうか半年近くはこんな週末を送るのだ、彼は。そして私も。嫌なわけではないが、体力を考えると大丈夫なのかと心配になる。結婚してからずっとこんな風に過ごしてきた。年々その心配は膨らんでいく。もっとも彼にとってはそれが至福の時間なのだろうから放っておかなければならない。私の出る幕じゃないのだから。そのくらいは心得ているつもり。シーズン中の無事を祈ってどこかの神様にお祈りを捧げた方がいいのか。いやいや、そんなエエ加減な事はかえってしない方がイイんじゃないか。こちらの心中は揺れている。
彼らが兄弟であることは聞かされなければ分からなかったかも。それとも見ているうちになんとなくあのふたり似ていない? と感じて誰かに意見を求めていたかな。兄の瑛太さんと初意識したのはテレビドラマの”ウォーターボーイズ”。それ以前にもCMで姿を見ていたのかも知れないけど、役者としてきちんと接したのはそれだったと思う。あの役はコメディ系の動きで有りえないほどマジメで見ている方がイタイ気持ちになった。しかも彼・田舎の秀才田中君が恋い焦がれた相手役は今やオダギリジョーさんの妻、香椎由宇さんだったから笑ってしまう。時代が流れたね。あれはあれでとてもおもろかった。対する弟の永山絢斗さんを初めてスクリーンで観たのは”悪人”。だらしない学生役の岡田将生さんのちょっと毛色の違う友達の役。あの時は演じていたのが誰だか分からなかった。でも印象に残る役者だったので覚えている。その頃だったか、彼らの父親が自殺。それもちょっとした芸能ニュースとして伝わった。当人達には忘れたい事かも知れないが、心に残っている。今後の彼らはどうなっていくのか。親代わりなんて大そう過ぎて出来ないけれど、暖かい目で見守りたい兄弟俳優達だ。