リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2012年12月11日 納骨とレンタル坊主

2012-12-11 10:06:48 | Weblog
 父の四十九日法要を先週末に行った。冬晴れの下、親戚や古くからの友達が遠方から来て父の骨が墓石に仕舞われるのを見守った。嫌らしく具体的に書くと納骨とはそういうもの。なんだかなぁと思いながらその行為を見ていた。そんな中、腹立たしい出来事があった。そもそも父がお世話になる寺のお坊さんの体調不良が原因なのだが、その寺の仕事が立て込んでいるらしい。それで今回の納骨時のお経をあげていただくお坊さんは他のお寺からのレンタル坊主。その後の予定も詰まっていたらしく、最初から心ここに非ずと言った感じがした。通常、納骨の法事であれば2時間くらいは坊さんを拘束できるもの、と思うのではないか。なのに彼が許した時間はわずか1時間。寺でお経を唱え、焼香を済ませると慌ただしくお墓に移動。そこでもパパッと経を唱えだし、こちらは急かされるようにお焼香。その途中で坊さんの許される時間切れとなり、走りながら寺へと帰って行く彼。その姿は漫画チックで呆れかえりつつ笑えるほど。それにしても焼香の時間中に「次がありますので私はこれで」と走り出す坊さんってどうなの? いくら予定が詰まっているからってそれはないでしょう? 父の納骨をなんだと思っているのか。仏様への冒涜じゃないの? 彼もまだ若かったし雇われの身だから仕方がないと言うのか。納得がいかないまま父はそこに入ったように感じ、ふがいない思いが残った。

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