月が替わり、7月になった。暑いのは苦手で夏は好きではない。その思いが通じたわけでもないだろうが、今日は朝イチから嫌な気分にさせれられた。公共施設を早い時間帯に利用する事になり出向いた。いつもなら開くはずの自動ドアが開かない。開庁前だから開かないのだな、とは思うがどうしたらいいのかが分からない。困っていたらドア前を清掃中の係のおじさんが中にいる人に声をかけたら、と言ってくれた。ドアをたたくと前にいた女性が顔を上げた。音は聞こえるらしい。「どうしたらいいですか? 」と尋ねると相手はいぶかしそう。マスクをしていないので口元は見える。しかし声は全く聞こえず何を言っているのかは分からない。今にして思うと相手は声を発していなかったのではないか? 嫌な顔だけを向け、追い払われた感じ。途方に暮れていると掃除のおじさんが何となく言いたい事は分かった、と言い別のドアへ導いてくれた。仕事中なのに有難い事。インターフォンを押し、しばらく待つとドアが開いた。さっきの嫌な感じの女がいた。あちらも仕事中(やはり掃除だったか?)に余計な事に時間を費やされて腹が立ったのかもしれない。それにしても公共施設で働くなら態度を改めるべきではないか。昔ならともかく今は公共施設もサービス業。その気持ちを忘れて貰っては😓腹立たしい気持ちはしばらくして治まった。嫌な態度しか取れないにはそれなりの理由がある。ひとはそれぞれ。こちらも嫌な気分になったがあっちもそうだったんだろうな。「ご面倒をかけました」の一言を言おうとしてもそっぽを向かれたので今ここで一言言っておきたくて記した。「余計な仕事をさせてごめんなさーい」