”恋文”と言う言葉を使わなくなった。若者たちには古文の感覚かも。それでもいい。向田邦子さんは昭和の人だし、その時代の重苦しく暗い場面も時にはいいものだから。向田さんは綺麗で賢い二物を持った方だったらしいが、家庭的なしあわせには恵まれなかった。恋人がいけない。好きになったのだから仕方がないがしあわせな家庭を築ける相手ではなかったようだ。今回のドラマは自伝的小説。若き日の向田さんを山口智子さんが演じた。嫌味なく、こんな人だったのだろうなと思わせる演技で好感が持てた。父親役の岸部一徳さんも味があり、安心して見られるいいドラマだった。前回も記したが最近、この手のドラマがない事がとても残念。古い、と言われてもいいものはいいのだからこの路線でのドラマを観たいと願う。テレビ局と演出家の方々、ぜひご一考を。
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