リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2017年3月1日 作家・佐藤愛子

2017-03-01 18:32:56 | Weblog

 93歳になられた佐藤愛子さんがテレビ出演された。どんなお婆さんになられたのかと興味がわいた。見た目は以前とあまり変わらない。肌のつやは良いし、背筋も伸びていてとても93歳には見えない。色白の顔に朱の口紅も鮮やかでとても似合っていた。年の事ばかりを言っては失礼だがあの年であんなに綺麗な人も珍しいのでは。ただ、残念だったのは声を聞いた瞬間。ああー、やっぱりお婆さんだと感じた。当たり前なんだけど声は老いていた。もっともこれは年相応なのか、或いはその位の年齢の人と比較したら若い方なのか? どっちでもいいか。見た目が若いだけに残念な気もー。本人からすれば他人が何を勝手な事を言ってんだ、となるだろう。彼女の元気で歯切れのいい文章が好きだったので、ちょっとがっかりしたのだ。文章に関しても年を経てからのものは若い頃と比べ、ややつまらなく感じられた。老いるとはそういう事。分かってはいてもかっこ良かった人がそうではなくなる寂しさ。しゃーないけど、嫌だな。


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