映画化されると話題になり、ただいま上映中。その前に原作を読んでみよう、と思い通勤途中のメトロ内でバーッと読んだ。本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト1、2011年本屋大賞2位。24回目の山本周五郎賞受賞など経歴は凄い。それで問題の中身。最初の章”ミクマリ”。これは高校生の斎藤君が語る場面で引き込まれるように読んだ。確かに出だしは面白かったし着眼点はいい。だけどその後に続く同級生の女の子の語りや斎藤君の相手・主婦のつぶやき、最後の斎藤・母の愚痴(に近い自分への言い訳のようなもの)はおもろなかった。話しが進むにつれておもろさが半減。最初に比べたら同じ人が書いているんかいなと思えるほど。そう感じた人はいなかったのか。文庫本の解説を書いていて重松清さんは絶賛していらしたがホンマ二? と疑いたい気分。これをどんな風に映画化したのか。早よ観たいけど時間がなくてなかなか行けない。なるべくロングランでお願いしたいのだけど無理かしら。
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