リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2011年8月17日 高校野球・Ⅲ 

2011-08-17 20:56:58 | Weblog
 「何が面白くて若造の野球ー高校野球を見ているの?」 と聞かれたら迷わず「一生懸命なプレイが面白いからよ」と答える。今まではそうだった。けれど今シーズンはちょっと違う。違うと言い切れるかどうかは疑問だけど。と、言うのも彼らのプレイから以前感じたような一生懸命さがもうひとつ伝わって来ないから。昨日、今日とテレビで観戦していても、どーでもいいようなところでポロしてエラーになったり。ショートやファーストなんていちばんビシッとしないといけないポジションじゃないの? なのになんだかなぁと思えた時が二度三度。これは高校野球ファンからするととても嘆かわしい事。でも、その思いが選手たちに通じないもどかしさ。なんとかならんものか。それにかつては野球留学なんてアホなシステムもなくて、地元の出身のその町のカラーを持った子たちが出ていてそれぞれに応援のしがいもあった。今はどう? 北海道や青森、宮城の代表校に関西出身の子がゴロゴロいたりで、何か違う。ただ、昨日まで頑張っていた秋田・能代商の選手たちはなかなかよかった。昨年夏の大失敗を胸に練習を重ね、今回は大活躍。ベンチ入りした子が全て地元の子。さわやかに淡々と投げ続けていた左腕・保坂祐樹くん。地味だけど良かったよ~。もう、これで野球はおしまい? 残念な気もするな、一ファンとしては。

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