リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2008年11月13日 久米宏

2008-11-13 20:21:12 | Weblog
 昨夜見たくはなかったけれど、”筑紫哲也さんにお別れを”とTV欄に書いてあったので久米さんが司会をしている番組をちらっと見た。横並びに出演者たちがならんでいておかしな並び方だったがそれはともかく、内容もおかしな展開だった。番組のラスト近くで久米さんが筑紫さんに最後の言葉を述べるコーナーがあって、懸命に話そうとするのだが何となく感極まっている感じ。なのに彼はそれを認めたくはないとしていて変な終わり方となった。「・・・・なかなかいないんですよねぇ、筑紫さんに代わる方が。・・・・本当ならここでご冥福をお祈り致します、と言うところなのでしょうが私は言いたくありません。こんな事は出来ないのは分かっていますがもう一度戻って着て頂きたい。ですからご冥福をお祈り致しますとは言いません」そんな内容だった。これが彼にしたら筑紫さんの死への精一杯のコメントだったのだろう。なーんかかっこ悪かった。けどいかにもあの人らしい言い回し。一昨日の筑紫さんの追悼番組から私は改めて察したけど私にとって好感、不快感の分かれ目は反体制側か体制側かって事。同じニュースを読んでいるキャスターにしてもそのどちら側の人かによってこちらの感情も変化する。今更ながらこうして区別をして来たのだ。気づかせてくれてありがとう、筑紫さん。久米さんからはこんな事一度として感じた事はなかった。あんたじゃ駄目。そういう事。

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