25,6年も前になるのか、柄本明を知ったのは。ぬぼーっと風格だったけれど妙に存在感はあった。頭が大きいイメージもあったからかな。所属していた劇団”東京乾電池”。これはメンツも面白い人がいてくだらない話でも笑えたし興味も持った。おかしな人たちの集まりの中でもいちばん変な感じ、それが彼だった。顔はひどいし声もかすれていて聞き取り難い。芝居をする上でこれほどの悪条件はないでしょう? けれど彼はこの世界で生き残り更にこのところはJr.たちもご活躍で。長男の拓も相当ひどいと思っていたらその後に出て来た次男の時生(?)って言ったっけ。これがまたマックスにえぐい。なんですかこれは? とどなたかに問いたいくらいに凄い顔をしている。見かけで人を判断するのはいけないとは分かってはいる。が、これはないでしょう? 初めて目にした時は拓の顔をCGか何かでわざとおかしな顔にしているのかと思っていた。それにしても3人に共通しているのは覇気のない、生きる気力失って久しいんですけどオーラ。こんなんで生きて行ける芝居の世界って妖しいよな。素人でも親の七光りで存在OKだなんて政治家と同レベルじゃないか。
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