スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

農林水産大臣賞典浦和記念&入門書

2022-11-23 18:58:36 | 地方競馬
 第43回浦和記念
 サバンナロードはダッシュに欠け3馬身の不利。発馬直後はアイオライトとエルデュクラージュが並び,その後ろにスワーヴアラミスとタイセイドレフォンとランリョウオー。その後ろがラーゴムとケイアイパープル。その後ろがタービランスとサンライズハイアー。ここまでが一団。3馬身差でクリノドラゴン。7馬身差の最後尾にサバンナロード。その後,アイオライトとエルデュクラージュとランリョウオーの3頭で抜け出しその後ろのスワーヴアラミスとタイセイドレフォンに3馬身ほどの差。さらに,アイオライトとランリョウオーの2頭になってエルデュクラージュは3番手に。2周目の向正面に入るところでアイオライトが単独の先頭に出るという展開。前半の1000mは60秒5の超ハイペース。
 ランリョウオーはすぐに一杯。2番手以下はエルデュクラージュ,タイセイドレフォン,ラーゴムの順になり,内からタービランスがその後ろに。さらに後方に控えていたクリノドラゴンもその後ろまで取り付いてきました。アイオライトはそのまま飛ばしていき,3コーナーではリードが6馬身くらいに。ラーゴムとクリノドラゴンが並んで差を詰めてきました。直線に入るとクリノドラゴンがラーゴムを置き去りにし,さらにアイオライトも差すとそのまま抜け出して優勝。ラーゴムもクリノドラゴンを差して2馬身半差で2着。超ハイペースで飛ばしていったアイオライトがクビ差の3着に粘りました。
 優勝したクリノドラゴンは重賞初制覇。この馬は4歳馬ですが出走歴は多く,初勝利が9戦目,2勝目が13戦目,3勝目が19戦目。そして25戦目で4勝目をあげてオープン馬に。その後は重賞を2戦して共に4着と,じわじわと力をつけてきた馬です。今日のメンバーは9頭は勝ってもおかしくないと思える混戦のメンバー。快勝になったのは展開面が大きく,同じメンバーで戦ってまた勝てるのかといえば,必ずしもそうとはいえないでしょう。トップクラスとは現状は差がありますが,キャリアは多くても,これまでの成長の度合いからしてまだ強くなる余地はありそうですから,どこまでトップに近づいていかれるかといったところでしょう。父は2012年に七夕賞,2013年にアルゼンチン共和国杯を勝ったアスカクリチャンで,その父はスターリングローズ。6代母がファンシミン
                                        
 騎乗した武豊騎手は第26回,28回,31回,37回に続き6年ぶりの浦和記念5勝目。管理している大橋勇樹調教師は浦和記念初勝利。

 それでは『はじめてのスピノザ』に関連するいくつかの事項について考察していくことにします。ただし,『はじめてのスピノザ』はあくまでも入門書ですが,僕の考察は入門書としての考察,いい換えれば入門者向けの考察にはとどまらず,もう少し深いところまで踏み込んでいくことになるでしょう。これは僕は第一義的には僕自身のスピノザの哲学に対する理解を深めていくためにこのブログを執筆しているのであり,僕以外のためのだれかのために執筆しているということは,少なくとも第一義の目的ではないということから,僕自身にとっては当然のことですが,その点は事前に理解しておいてください。ただここでは,『はじめてのスピノザ』そのものの内容について考察していく前に,僕の方からこうした入門書を読むことの意義について,いっておきたいことがあります。
 僕はスピノザの哲学についての入門書というのを,これ以前にも何冊か読んでいます。列挙すれば,ジャレットCharles Jarrettの『知の教科書 スピノザSPINOZA:A Guide for the Perplexed』,河井徳治の『哲学書概説シリーズ スピノザ『エチカ』』,モローPierre-Francois Moreauの『スピノザ入門Spinoza et le spinozisme』,工藤喜作の『人と思想 スピノザ』,上野修の『スピノザの世界』といったものは,スピノザの哲学の入門書といえます。また,桂壽一の『スピノザの哲学』は,入門書と思って購入した書籍ではありませんでしたが,内容は入門書というべきもので,読書を開始する以前の意図と違っていたとはいえ,入門書を読んだという事実には違いありません。さらに上野修の『「無神論者」は宗教を肯定できるか』は,スピノザの哲学の入門書とはいえませんが,スピノザの神学あるいは政治論に関しては入門書といえるような内容であって,これは哲学そのものではないとしても,当初の意図からすれば,入門書を読んだということになります。
 僕が最初にスピノザ自身の著作として読んだのは『エチカ』で,これは30年以上前のことになります。僕がどのようにスピノザを知り,またその後にどうしてスピノザの哲学に関心を抱いたのかということについてはかつて詳しく説明しましたのでここでは繰り返しませんが,僕はその後に発売された入門書も読んでいます。

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