スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

報知オールスターカップ&御利益

2014-01-03 19:45:57 | 地方競馬
 金沢から1頭,兵庫から1頭が遠征してきた第50回報知オールスターカップ。酒井騎手が負傷でサイレンとスタメンは瀧川騎手に,おそらく交通事情のためだと思われますが,兵庫のオオエライジンは下原騎手から張田騎手に,金沢のジャングルスマイルは平瀬騎手から内田騎手にと変更。
                         
 大外からエミーズパラダイスがハナに。ハナに立つまで脚を使いましたが,1周目の3コーナーではすでに先頭に立ち,ここからはスローペースに落としました。2番手でマークしたのがオオエライジン。3番手にはスターシップ。
 レースが動いたのは2周目の向正面。中団に控えていたアウトジェネラルが外から漸進し,前に取りつく構え。対応できたのはオオエライジンで,これがエミーズパラダイスを交わして3コーナーでは先頭に出て,そのまま直線に。直線半ばから脚が止まったようで,追い上げてきたアウトジェネラルにきわどく迫られたのですが,ハナ差だけ残して優勝。アウトジェネラルが2着。ペースアップしたときには対応できなかったものの,じわじわと盛り返してきたスターシップが2馬身差の3着。
 優勝した兵庫のオオエライジンは2011年の黒潮盃を勝っているので南関東重賞2勝目。この中で重賞でも勝負になりそうなのはこの馬だけだと思っていました。つまり能力は最上位だった筈で,優勝自体は順当な結果といっていいと思います。最後は苦しくなりましたが,おそらく距離適性はもう少し短いところにあるのではないでしょうか。昨年初めに一旦は南関東に転入したのですが,調教中の鼻出血があり,レースを使うことなくまた兵庫に戻った馬。どこかで重賞制覇を達成してほしい一頭です。父はキングヘイロー。母の父はリンドシェーバー。輸入基礎繁殖牝馬はアストニシメント。顕彰馬のクリフジの子孫。半妹に2011年の平和賞東京2歳優駿牝馬を勝ったエンジェルツイート
 急な騎乗となった船橋の張田京騎手は昨年の金盃以来の南関東重賞制覇。報知オールスターカップは初勝利。兵庫に戻ってから管理しているのは寺嶋正勝調教師で,南関東重賞初勝利。

 経典ひとつをとってみても,同じ仏教でも宗派によって大きな相違があるのですが,本門仏立宗高野山真言宗を比べたときに,僕が最も違っていると感じるのは,さらに別の部分にあります。あらかじめ断っておきますが,これはただ僕がそのように感じるというだけのことであり,どちらが優れていてどちらが劣っているというような価値判断の話ではありませんので,その点は留意しておいてください。
 僕の受け止め方では,本門仏立宗というのは,高野山真言宗に比べれば,あまり正確な表現ではないかもしれませんが,現世的な,あるいは即物的な御利益というものを重視しているように思えます。これは住職が参列者に対して何か話をするような際に,どのような内容の話を好んでするかという点からまず感じます。本門仏立宗の住職が好むのは,信者の宗教的行為の話で,それがどのように御利益に結び付くかをよく説明します。一方,高野山真言宗の住職,ここで僕が念頭に置いているのは祖母の寺の住職ですが,やはり宗教的な話もしますが,これはたとえば数珠にはどのような意味があるのかといった,宗教的知識の啓蒙のような内容で,それが信者にとってどれほどの利益になるかということは少しも含まれません。
 一方,読経についていえば,高野山真言宗では経典に書かれている文言だけを唱えます。これに対して本門仏立宗の読経は,経典に書かれていることとは別に,参列者のための読経というのが含まれます。これはたとえば家内の繁栄とか,帰り道の安全とかいった事柄です。そして僕の理解では,このような類の御利益を重視するということは,本門仏立宗という宗派の大きな特徴のひとつであるように思えるのです。
 葬儀の終了後は遺体は霊柩車に。そちらには家族が同乗し,残りの参列者は全員が1台のマイクロバスに乗り込んで斎場へと向いました。参列者はちょうどこのマイクロバスが満員になる程度であったことになります。なお,またセレモニーホールに戻って精進落しというスケジュールになっていましたので,貴重品以外はここに置いていきました。僕はインスリンを携帯していましたので,これは持っていっています。
コメント
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